【週間振り返り】
香港市場が戻りナスダック反発
昨日の香港市場が下落から戻す形になり米市場も落ち着いてはじまりました。FOMCは無風といったところです。NYダウは127ドル安、ナスダックは102ドル高、S&Pは0.82安、動きはまちまちですが米市場は高値圏で推移していて強い動きが続いていると見ています。日経平均も香港株の戻しやナスダックの上昇を受けて140円高で始まりました。日経平均以上に大きく下げていたマザーズ指数も8ポイント高。日産やアドバンテストなどの好決算を発表した銘柄は高く始まっています。好業績の個別株物色の展開となりそうです。
7月28日水曜 日経平均295円安スタート
米国株3指数共6日ぶり反落
昨日の米国株式市場は6日ぶり反落、NYダウは85ドル安、ナスダック市場は180ポイント安、S&P市場は20ポイント安となりました。連日史上最高値更新を続けていましたので当然の一服でしょう
日経平均は295円安と大きく下落して始まってきました、4日ぶりの反落です、引き続き東京のコロナ感染者が激増しているのも相場の頭を重くしているようです、下値は限定されていると思いますが、若干夏枯れモードです
週明け米国株式市場 史上最高値更新続く
週明けの米国株式市場は3指数共引き続き史上最高値更新です。今週はGAFAM、アルファベット(グーグル)、アップル、ファイスブック、アマゾン、マイクロソフトの決算があります。これらに対しての期待感もあるでしょう
日経平均も3日続伸、78円高で始まって9時30分には130円高となっています。今週はじり高傾向でしょう
先週末 NYダウ、ナスダック、S&P 史上最高値更新
先週末の米国株式市場では3指数そろって好調、NYダウ、ナスダック、S&P市場共々史上最高値更新となりました。米国株式市場は引き続き圧倒的に強い動きです
4連休明けの日経平均ですが、442円高で始まってきました。先週は売られすぎていたので、今週は大きく戻すうごきでしょう。予想通りオリンピックでのメダルラッシュで投資家の気分も盛り上がってくるでしょう。
【2021年7月30日株レポート】
「米経済指標の公表などを控えた週末月末で持ち高調整売りも出て相場を下押し!」
30日の国内株式市場で日経平均株価は大幅に反落し、前営業日比498円83銭安の2万7,283円59銭で終えました。1月6日以来の安値となりました。
前日の米国株式市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)を経てテーパリング(量的緩和縮小)に対する警戒感が後退したことが引き続き好感され、NYダウとナスダック指数は上昇しました。ただ、国内株式市場は値を下げてスタートし、後場にかけ下げ幅を拡大し一時500円を超す下落となりました。感染力の高い新型コロナの変異株(デルタ株)の感染拡大を受け、埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県と大阪府に対して緊急事態宣言を発令する見通しとなったことが警戒されました。また、海外では香港ハンセン指数が大幅安となったことなどが警戒されました。月末の下落は11ヶ月連続と月末安のアノマリー(経験則)は継続しました。
【業種別】では、上昇は海運とゴム製品の2業種のみで、鉱業が小幅な下げにとどまりました。一方、医薬品やその他製品、情報・通信の下げが大きくなりました。
【個別銘柄】では、決算が好感された【6861】キーエンスや【6902】デンソーが大幅高。【3092】ZOZOが8%を超える上昇と値を飛ばしました。上方修正と増配を発表した【8075】神鋼商事はストップ高。1Qが大幅増益となった【2737】トーメンデバイスは、場中は値が付かずストップ高比例配分となりました。国内のコロナ感染が拡大するとの見方が強まる中、【3141】ウエルシアホールディングスや【7564】ワークマン、【8194】ライフコーポレーションなど、昨年巣ごもりの恩恵があった小売の一角に資金が向かいました。一方、【6954】ファナックが上方修正が好感されず6%を超える下落。【6702】富士通は1Q大幅増益でも9%近い下落と、良好な決算が確認できても厳しい下げとなるものが散見されました。さえない決算のものもたたき売られており、1Q大幅減益の【6754】アンリツや【4506】大日本住友製薬が急落しました。【3099】三越伊勢丹ホールディングスや【6752】パナソニック、【9501】東京電力ホールディングスなども決算を材料に大幅安。【7974】任天堂など決算を先に控えた銘柄にも警戒売りが広がりました。ほか、今期が最終赤字に転落する見込みとなった【6366】千代田化工建設が値幅を伴った下落となりました。
【チャート分析】
本日の日経平均株価・日足は上下にごく短いヒゲを伴う「大陰線」となりました。200日移動平均線(2万7,823円93銭)からの下方かい離が拡大したほか、20日につけた直近安値の2万7,330円15銭を下回り、下値不安を高めました。1月6日につけた年初来安値2万7,002円18銭が視界に入ってきました。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、波乱含みの相場と想定します。来週は8月相場に突入しますが、米国では週末に7月雇用統計の発表が控えています。今週、FOMCでFRBの利上げを急がない姿勢を再確認したばかりではありますが、それでも雇用指標の改善度合いは市場の大きな注目点であるため、指標発表を前にしては身構える地合いとなると推察します。中国株の動向や国内のコロナ感染動向に神経質となる状況にも大きな変化はないと思われます。ただ、決算発表が相次ぎ、【7203】トヨタ自動車、【6758】ソニーグループ、【7974】任天堂など注目度の高い銘柄の決算も出てくることから、悲観一辺倒にもならないでしょう。
東証1部の売買高は12億3,671万株、売買金額は概算で2兆8,469億円でした。
【本日の新興市場】で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に反落しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比26円65銭安い3,953円15銭でした。今期見通しを据え置いた【4293】セプテーニ・ホールディングスが売られたほか、【4582】シンバイオ製薬が下落しました。半面、【1407】ウエストホールディングスが一時、初めて5,000円台まで買われたほか、【8256】プロルート丸光も上昇しました。東証マザーズ指数は前営業日比29.33ポイント安い1,085.34と、およそ2ヶ月半ぶりの安値を付けました。国内で新型コロナウイルスの感染拡大が続き、景気の不透明感が高まりました。収益成長の鈍化への懸念から増益決算を発表した銘柄の一角にも売りが出ました。直近の新規株式公開(IPO)銘柄の下落を受けて損失拡大を避けるため、保有株を売却する動きも出たようです。【2160】ジーエヌアイグループや【4477】BASEが下落しました。一方、【3936】グローバルウェイや【7342】ウェルスナビが上昇しました。
【本日の言葉】
「目標は他人から与えられてはダメ。目標はいつも自分の中から生まれてくるべきなんだ。」(プロゴルファー/タイガー・ウッズ)
自ら持っている可能性を最大限に覚醒させるためには、心から興味を持ち続けられる物事に取り組むことです。なぜなら、多くの人は、自分が心底から夢中になれる事柄なら、その能力が爆発する「ゾーン」に長期間にわたって入っていられるからです。何をするにしても、自分が打ち立てた目標が明確であり、自らが達成可能だと思えれば、驚くほどの意欲が湧き、ゾーンに入った状態を維持できるようになるのです。