バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

日経平均【9月第4週振り返り】

 

 

 

日経平均の読み方・使い方・儲け方

924日金曜 日経平均600円超高(9時3分)

NYダウ 2日間で840ドル超高

 休み中の米国株式市場は連日で急騰、NYダウは2日間で844ドル高という急騰状態となりました。ナスダック市場は2日間で300ポイント超高、S&P市場は2日間で94ポンイント超上昇です

 日経平均502円高で始まって93分には600円超高となりました。当欄で一貫して主張してきたように株式市場は大相場の最中にあります。弱気にならないことが肝要です

922日水曜 日経平均94円安スタート

NYダウ4日続落

 米国株式市場は昨日も冴えない動きでした。NYダウは4日続落で50ドル安、S&P市場は3ポイント安、ナスダック市場は32ポイント高でした。

 日経平均94円安と続落してスタート、930分現在125円安と下げ幅を若干広げています。今晩発表になるFOMCの動向を見極めたいとの動きで小動きとなりそうです。

921日火曜 休み明け 日経平均3万円近辺でもみ合い

NYダウ一時970ドル安

 週明けの米国株式市場は大荒れとなりました。NYダウは一時970ドル安まで入って614ドル安、ナスダック市場は330ポイント安、S&P市場は75ポイント安となりました。中国の不動産大手、恒大集団のデフォルト問題が懸念されています 

 休み明けの日経平均478円安で始まって3万円割れとなったものの、920分現在3万円を挟んだ動きです。日本株の上昇基調は変わらないでしょう。大幅な下げに動揺する必要ないと思います 

917日金曜 日経平均64円高スタート

NYダウ63ドル安

 昨日の米国株式市場は小動きでした。NYダウは63ドル安、ナスダック市場は20ポイント高、S&P市場は6ポイント安となっています。週末の米国市場のSQに向け神経質な動きです

 日経平均64円高と反発して始まりました。3連休を前にして本日も買いづらいところですが、昨日の段階で前もって売りが出ているとも思います。基本的に強い上昇エネルギーがある相場ですから強気で対応すべきでしょう

916日木曜 日経平均94円高スタート

NYダウ反発 236ドル高

 昨日の米国株式市場は3指数共反発、NYダウは236ドル高、ナスダック市場は6日ぶりに反発して123ポイント高、S&P市場は37ポイント高です。

 日経平均97円高30606円と30600円台から始まりました。昨日の日経平均12日連続陽線と33年ぶりの記録となりました。ただならずエネルギーを感じます。引き続き強気一辺倒で対応すべきでしょう

915日水曜 日経平均205円安スタート

NYダウ292ドル安

 注目の米国の8月の消費者物価は5.3%の上昇と予想を若干下回りました、しかしながらNYダウは一時360ドル安まで下がる局面もあり引けは292ドル安でした

 日経平均205円安と先物500円近く安かったわりに下げ渋っている感じです。このあたりも日本株の強さがはっきりしてきたようです。

 

 

 

 

 

 

 

2021924日株レポート】

「中国恒大集団を巡る債務不安が後退し、海外投機筋が先物に買い戻し!」

 

 

 

24日の国内株式市場で日経平均株価は大幅に反発し、前営業日比609円41銭高の3万0,248円81銭で終えました。終値で3万円台に乗せるのは17日以来1週間ぶりになります。

 

国内株式市場は23日が休場でしたが、休み中にNYダウが大幅高となったことが好感されました。中国恒大集団が人民元建て債の利払いを実施することを表明したほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)では11月にもテーパリング(量的緩和縮小)の開始を決定することが示唆されましたが、利上げには時間があるとの見方が強まりました。これを受け、この日の国内株式市場で日経平均株価は全面高となり、33業種全てが上昇しました。中国恒大集団の問題に対する懸念が後退するとともに、売り方の買い戻しが流入日経平均株価終値で17日以来となる3万円に乗せました。為替が一時1ドル=110円50銭近辺へ円安が進行したことも好感されました。

【業種別】では、全業種が上昇。海運が8%高と突出した上昇となったほか、保険や銀行などが大幅高。騰落率で下位となった電気・ガス、建設、化学でも1%超上昇しており、幅広く底上げが進みました。【個別銘柄】では、海運大手3社がそろって値を飛ばしており、【9107】川崎汽船が11%高。米国の金利上昇を受けて【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループや【8316】三井住友フィナンシャルグループ、【8750】第一生命ホールディングス、【8766】東京海上ホールディングスなど金融株が軒並み上昇しました。原油高を受けて【1605】INPEXが大幅高。日経新聞から業績上振れを示唆する記事が出てきた【5401】日本製鉄が買いを集めました。【6723】ルネサスエレクトロニクスが証券会社のリポートを手掛かりに7%近い上昇。上方修正と増配を発表した【6814】古野電気や、自己株消却を発表した【9274】国際紙パルプ商事が急伸しました。一方、ほぼ全面高の中で、【4063】信越化学工業や【2413】エムスリーなどグロース株の一角が逆行安。【3038】神戸物産や【3141】ウエルシアホールディングスなど、小売でも全体株高に乗れないものが散見されました。1Qが大幅減益となった【4465】ニイタカが下落。【3996】サインポストや【6630】ヤーマンなど直近で跳ねた銘柄が利益確定売りに押されました。新株予約権の発行が嫌気された【3936】グローバルウェイがストップ安。第1四半期報告書の遅延に伴い管理銘柄(確認中)指定の見込みとなった【6205】OKKは、場中は値がつかずストップ安比例配分となりました。

【チャート分析】

本日の日経平均株価・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」となりました。5日移動平均線(3万0,110円26銭)にサポートされました。5日移動平均線は引き続きサポートとなり得ます。目先は、21日に開けた窓(17日安値3万0,358円93銭)を埋め、14日につけた年初来高値(3万0,795円78銭)に向けて上昇に弾みがつくかがポイント。25日移動平均線(2万9,078円33銭)からのかい離率は4.03%で、前営業日の2.30%から上昇しましたが、目安とされる5%を下回っています。

 

【来週の見通し

 

来週の日経平均株価は、強い展開と想定します。米国株が9月のFOMCを消化して大きく上昇してきたことは安心材料となります。9月配当再投資の買いに対する期待も相場を下支えすると想定します。月内最終日が弱かった傾向は8月でストップしており、月末に対する警戒も強くはならないと思われます。好材料に対する反応が良くなることで、来週を通しては強含む展開と推察します。

 

東証1部の売買高は14億2,537万株、売買金額は概算で3兆5,578億円でした。

 

本日の新興市場で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に3営業日ぶりに反発しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比45円96銭高い4,089円36銭でした。【5381】Mipoxや【6063】日本エマージェンシーアシスタンスが上昇しました。半面、【6324】ハーモニック・ドライブ・システムズや【4970】東洋合成工業は下落しました。東証マザーズ指数は前営業日比35.60ポイント高い1,163.41でした。主力のIT(情報技術)関連株への買いが指数上昇の支えとなりました。前日の米国相場の上昇を受けて投資家心理が改善し、マザーズ銘柄にも買いが及びました。自民党総裁選候補が子どもに関する予算や支出の倍増に前向きな姿勢を示したと伝わり、子ども庁関連銘柄も物色されました。22日に新規株式公開(IPO)した【4372】ユミルリンクは値ごろ感から買いが入りました。【5759】日本電解も上昇しました。一方、【3936】グローバルウェイや【7370】Enjinが下落しました。24日にマザーズ市場に上場した【4889】レナサイエンスの終値は制限値幅の下限(ストップ安水準)の初値比150円安の826円で配分されました。

 

本日の言葉

 

「台所で皿洗いしているるときが、本のプランを立てるのにいちばんよい時間です。」(イギリスの推理作家/アガサ・クリスティー)

 

緻密なミステリーで世界中の読者を虜にした作家の言葉はちょっと意外かもしれません。しかし、いわれてみれば机にへばりついているからといってアイデアが出るとは限りません。発想に限界を感じたら、散歩にでも出てみましょう。その道の途中には、パソコンを眺めているだけでは得られないヒントが転がっているかもしれません。