【10月第2週振り返り】
10月8日金曜 日経平均500円超高(9時5分)
NYダウ337ドル高
米国株式市場は3連騰、NYダウは337ドル高、ナスダック市場は153ポイント高、S&P市場は36ポイント高となって、概ね1%近く上昇しています
本日はオプションSQです、日経平均は353円高で始まって9時5分には500円超高くなってきました。SQが終了して一気に買い戻しモード全開、本日は大きく上がっていくでしょう
NYダウ続伸 102ドル高
米国株式市場は3指数とも続伸です、債務上限の問題について共和党からの前向きな提案もあり、好感されました。NYダウは一時400ドル下げたものの戻して102ドル高と続伸、同じくナスダック市場、S&P市場も続伸となりました
日経平均は137円高で始まって9時5分現在200円高と9日ぶりに反発となっています、依然不透明なので投資家も上げの確信が持てないようです。明日のオプションSQ終了後は反発となるでしょう
NYダウ311ドル高
米国株式市場は3指数共反発しました。NYダウは311ドル高、ナスダック市場は178ポイント高、S&P市場は45ポイント高でした、概ね1%近く上げています。さすがに売られすぎの反動と思います
日経平均は211円高と8日ぶりに反発して始まったものの、不安定な動きです。週末オプションSQが控えていますので要注意です。
10月5日火曜 日経平均600円超安(9時10分)
NYダウ323ドル安
週明けの米国株式市場は大幅安です、NYダウは323ドル安、ナスダック市場の下げは酷く311ポイント安と2%超下げています。S&P市場は56ポイント安です。原油高が懸念されています
日経平均は394円安で始まって9時10分には600円超安となりました、引き続き米国のインフレ懸念、中国の景気失速懸念、岸田新政権への失望感など悪材料が重なって下げ止まらない状況です。
先週末NYダウ482ドル高
先週末の米国株式市場は3指数共反発、NYダウは482ドル高、ナスダック市場は6日ぶり反発して118ポイント高、S&P市場は49ポイント高でした
週明けの日経平均は273円高と大きく反発してスタート、岸田新内閣が本日発足となります。また先週の大幅安の反発も期待できるでしょう
<ご祝儀相場とならなかったですね。>
2021年10月8日株レポート】
「米債務上限問題の警戒感の後退や、上海株式相場の上昇で買い!」
8日の国内株式市場で日経平均株価は続伸し、前営業日比370円73銭高の2万8,048円94銭で終えました。終値ベースで4営業日ぶりに2万8,000円台を回復しました。
前日の米国株式市場では、上院で与野党が債務上限の一時拡大で合意し、債務不履行が回避される見通しとなったことが好感され、NYダウは337ドル高と大幅に3営業日続伸しました。米国株が上昇するなか、日経平均株価も買い優勢となり一時、上昇幅は600円を超す場面がありました。海外投資家の買い戻しの動きも観測され、ハイテク株や景気敏感株などが値を上げました。中国の上海総合指数が上昇したことも安心感を誘いました。大引けにかけ上昇幅はやや縮小しましたが、終値ベースでは4営業日ぶりに2万8,000円台を回復しました。
【業種別】では、鉱業や輸送用機器、サービスなどが上昇した一方、海運や証券・商品先物、銀行などが下落しました。
【個別銘柄】では、主力どころでは【9984】ソフトバンクグループ、【7203】トヨタ自動車、【6098】リクルートホールディングスなどが大幅上昇。米長期金利の上昇を受けても【8035】東京エレクトロンや【6920】レーザーテックなど半導体株に強い買いが入りました。【7751】キヤノンは証券会社のリポートを手がかりに3%高。【1605】INPEXや【5019】出光興産が原油高を追い風に買いを集めました。月次好調が確認できた【7674】NATTY SWANKYや【6175】ネットマーケティングが急騰。昨晩関東で発生した大型地震に伴い、水回りの緊急対応需要が多く発生するとの思惑から【6173】アクアラインがストップ高となりました。一方、海運大手の【9104】商船三井、【9101】日本郵船、【9107】川崎汽船が4~5%台の下落と弱さが目立ちました。【3382】セブン&アイ・ホールディングスと【2651】ローソンはいずれも上期決算を受けて買いが先行したものの、失速して下落で終了。【4763】クリーク・アンド・リバー社は上期の大幅増益を受けて一時4%超上昇したが、買いが続かず4%を超える下落となりました。【6897】ツインバード工業は上期の良好な着地に対して通期見通しの引き上げがなかったことが強い失望となって急落。下方修正を発表した【8016】オンワードホールディングスが8%を超える下落となりました。
【チャート分析】
本日の日経平均株価・日足はごく短い下ヒゲと長い上ヒゲを伴う「短陽線」。「はらみ線」からの上伸で底入れ期待を抱かせたものの、形状は伸びを欠いた「トウバ」のパターン、しかも、底入れ確認の戻りの目安となる4日と5日に空けたマド(上限値は4日安値2万8,343円58銭)をあと一歩のところで埋め切れることができず、自律反発の域を出ていないとの印象を与えました。5日移動平均線(2万7,904円61銭)を上回ったことは好材料ですが、リバウンド相場を鮮明にするためには、5日移動平均線を上回った状態を続けるほか、4日安値に到達することが必要になります。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、戻りを試す展開と想定します。日経平均は直近の急落で売られ過ぎ感や値ごろ感が出てきている。また、大きく下げたとはいえ、8月後半に急伸する前の水準に戻っただけともいえ、ここから仕切り直しという雰囲気にもなりやすい。ただ、米国を中心にインフレ懸念がくすぶる中、米長期金利や原油価格の動きが株式市場でも意識されそうです。米国で重要な経済指標の発表を控えており、発表前後でボラティリティーが高まる可能性もあります。
東証1部の売買高は13億5,677万株、売買金額は概算で3兆1,984億円でした。
【本日の新興市場】で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に続伸しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比20円23銭高い3,956円18銭でした。【6890】フェローテックホールディングスや【2702】日本マクドナルドホールディングス、【6324】ハーモニック・ドライブ・システムズが上昇しました。半面、【1407】ウエストホールディングスや【6626】SEMITEC、【2303】ドーンは下落しました。東証マザーズ指数は前営業日比21.55ポイント高い1,105.56でした。個別材料のある銘柄にも物色が向かいました。新興市場で時価総額が1位の【4385】メルカリはネットショップを開設できる新サービスの本格提供を開始したと発表し、上場来高値を更新しました。市場では「成長期待の高い銘柄に海外投資家の買いが入っている」との指摘がありました。【3498】霞ヶ関キャピタルや【7082】ジモティーが上昇しました。半面、【4477】BASEや【4934】プレミアアンチエイジング、【4475】HENNGEが下落しました。【9246】プロジェクトカンパニーや【6522】アスタリスクなど、最近上場した銘柄への買いも目立ちました。直近上場銘柄で構成するIPOインデックス(加重平均)は続伸しました。
【本日の言葉】
「何かやりたくないことがあったら、毎日必ずそれをやることだ。これが、苦痛なしに義務を果たす習慣を身に付けるための黄金律なのだ。」(作家・小説家/マーク・トウェイン)
夢を叶えることができる人は、目標に向かって地道にコツコツと努力を続けられる人です。何事も継続するには、日々の感情の揺れに左右されず、着々とやるべきことを実行できる、「仕組み」を作ることが欠かせません。それにはまず、自分が成し遂げたい目標を明確にし、描いた目標を実現するための、正しい実現方法を学び、日々のスケジュールに組み込むことが重要です。「毎日実践することで、習慣化させる」ことが、大きな夢を実現する一番の秘訣なのです。