<1月第4週振り返り>
1月21日金曜 日経平均600円安(9時20分)
NYダウ5日続落313ドル安
米国株式市場は下げ止まりません、NYダウは5日続落313ドル安です、ナスダック市場は186ポイント安、S&P市場は50ポイント安です。どの指数も引けにかけて失速しています。
日経平均は368円安で始まって9時20分には600円安と大きく下げています。引き続き相場を取り巻くムードが悪く状況好転を待つところです。
1月20日木曜 日経平均続落65円安スタート
米NYダウ339ドル安
米国株式市場が下げ止まりません。昨日のNYダウは339ドル安と4日続落、ナスダック市場は166ポイント安、これでナスダック市場は昨年11月の高値から下げ率が10%を超え、調整局面入りとなりました。S&P市場は44ポイント安です
日経平均も続落65円安から始まってきています。昨日あれだけ下がったわけですから反発してもいいと思いますが、、相場を取り巻く状況は厳しくなっています
1月19日水曜 日経平均328円安スタート
NYダウ543ドル安
休み明けの米国株式市場は大きく下げました、NYダウは543ドル安、ナスダック市場は386ポイント安、S&P市場は85ポイント安となっています。金利上昇に対しての警戒感が更に高まっています
日経平均は328円安と28000円を割れてきました。本日は厳しい1日になりそうな展開です一時900円を超える下落を見せる場面もあった。
米国市場 キング牧師生誕記念日
昨日の米国市場はキング牧師の生誕記念日で休場でした
日経平均は材料難の中、118円高で始まって11時20分現在245円高と堅調です。本日は日銀の政策会合です、引け後黒田総裁がどのような発言をするか注目です。特に物価動向についていかようにみているか注目してみてください
先週末NYダウ201ドル安
先週末の米国株式市場はまちまちの動きでした。NYダウは201ドル安だったものの、ナスダック市場は86ポイント高、S&P市場も3ポイント高でした。本日米国市場はキング牧師の生誕記念日で休場となります
週明けの日経平均は208円高と3日ぶり反発すたーとです。本日は予想以上に上がるとみています
【2022年1月21日株レポート】
「米金融政策の先行きに株式市場は身構えており、来週FOMCまで神経質な相場が続くか!」
21日の国内株式市場で日経平均株価は反落し、前営業日比250円67銭安の2万7,522円26銭で終えました。
前日の米国株式市場では、
NYダウが313ドル安と5営業日続落。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期金融引き締めへの警戒が強く、ハイテク株などを中心に売りに押されました。この流れを受け、国内株式市場も日経平均株価は急反落してスタート。半導体関連株などが売られ一時、下げ幅は一時600円を超えました。為替が一時1ドル=113円60銭台へ円高が進んだことも警戒されました。但し、2万7,100円台まで下落すると値頃感からの買いが流入しました。後場に入ってからは下げ幅を縮小する展開となりました。
【業種別】
では、空運や陸運、電気・ガスなどが上昇している一方、鉱業や輸送用機器、石油・石炭などが下落しています。
【個別銘柄】
では、主力どころでは【6954】ファナックや【8001】伊藤忠商事が上昇。日経新聞で非鉄の上昇が取り上げられたことを手掛かりに、【5713】住友金属鉱山や【5707】東邦亜鉛が大幅高となりました。【9201】日本航空、【9202】ANAホールディングス、【9024】西武ホールディングス、【9010】富士急行、【6191】エアトリなど、アフターコロナ関連が強い上昇。証券会社のリポートを材料に【9766】コナミホールディングスや【6460】セガサミーホールディングスなどゲーム株に買いが入りました。一方、米ネットフリックスの時間外の急落が大型グロース株に対する警戒を高め、【8035】東京エレクトロン、【6920】レーザーテック、【6857】アドバンテストなど半導体株が軒並み安。コロナ影響により【7203】トヨタ自動車の工場ライン停止が伝わったことから、トヨタ自動車に加え、【6902】デンソーや【3116】トヨタ紡織など系列の銘柄が大きく売られました。証券会社のリポートを材料に【1605】INPEXや【4751】サイバーエージェントが大幅安。下方修正を発表した【8131】ミツウロコグループホールディングスが急落しました。
【チャート分析】
本日の日経平均株価・日足は上下にヒゲを伴う「小陽線」となりました。主要な移動平均線や日足・一目均衡表の雲領域からの下方乖離は依然として大きく、地合いは良くありません。一方、昨年から続くレンジ2万7,000円-3万1,000円の下限で下げ渋る形で、これを維持できるかが焦点になります。ローソク足は下影陽線の形状で買い方の意欲もうかがわれ、反発への期待をつなぎます。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、
*ボラティリティが大きい展開と想定します。来週25日~26日の連邦公開市場委員会
*その商品の価格変動が大きいことを意味し
FOMCが注目材料。米国の2022年の利上げ回数が3回ではなく4回となる、3月の利上げが+0.25%ではなく+0.50%になるといった憶測が飛び交っています。米国株の中期トレンドが下であったとしても、FOMCはいったんの買い戻しを誘うイベントにはなると想定します。国内株式市場では、FOMCを通過した後から企業決算が多く出始めます。直近で全体株式市場が調整した分、割安感は醸成されていると推察します。グロース(成長)株はまだ厳しいかもしれませんが、バリュー(割安)株で好決算が確認できた銘柄には、株価も強い反応を示すと思われます。
東証1部の売買高は12億3,500万株、売買金額は概算で2兆9,873億円でした。
【本日の新興市場】
で日経ジャスダック平均株価、東証マザーズ指数は共に反落しました。日経ジャスダック平均株価は終値ベースで前営業日比21円48銭安い3,664円02銭と、19日に付けた昨年来安値を更新して2020年12月以来の安値を付けました。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め観測を背景に新興市場からの資金流出を警戒した売りが優勢でした。前日の米半導体関連株安を受けた【6890】フェローテックホールディングスの下落が目立ちました。【4816】東映アニメーション、【4080】田中化学研究所が下落しました。一方、【2484】出前館、【7564】ワークマンは上げました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比12.24ポイント安い812.76でした。朝方に800の節目を一時割った後は下げ渋る展開となりました。市場では「マザーズ市場の需給を踏まえると底入れは近づいている」という証券関係者の声がありました。ただ、日米で半導体関連など主力のグロース(成長)株が崩れるなかで、マザーズ銘柄にあらためて売り圧力が強まることを警戒する向きもありました。【4385】メルカリ、【4565】そーせいグループが下落しました。一方、【2158】FRONTEO、【7779】CYBERDYNEが上昇しました。
【本日の言葉】
「どんな偉大な事業も、はじめは、すべて“夢”に過ぎなかったのです。だから必要なのは勇気です。前人未到の道を一人行くには、勇気が必要なのです。真に新しいものは、何事であれ、人々の不評を買うものです。だから勇気が必要なのです。」(政治家・国際政治学者/ヘンリー・アルフレッド・キッシンジャー)
勇気とは、普通の人が、恐怖、不安、躊躇、あるいは恥ずかしさなど感じる物事に対して恐れず、自分の信念を貫き、向かっていく、積極的で強い心意気のことです。この勇気をもって、ことに事業に挑戦することが、将来の常識を破り、新たな道を切り開く、力強い道標となるのです。