バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

【4月第4週振り返り】

 

4月18日月曜日 週明け 日経平均300円超安

米国株式市場イースター休場

 週明けの日本株市場は冴えない始まりです。先週末欧米市場はイースターの休日で休場でした。先週末日本のプライム市場の売買金額はやっと2兆円を超える程度で薄商いでした

 本日日経平均は261円安で始まって9時5分現在300円超安と冴えない動きです。27000円割れは値ごろ感もあり、下値は限定的でしょう。ただ米国株式市場休場の流れを受け、本日も薄商い状況は続きそうです。

 

4月19日火曜日 日経平均反発スタート

休み明け米国株式市場若干安

 休み明けの米国株式市場は若干安でした、NYダウは39ドル安、ナスダック市場は18ポイント安、S&P市場は0.9ポイント安でした、米国株式市場は続落となったものの小幅で、概ねもみ合いと言っていいでしょう

 日経平均は296円高でスタート、昨日は大幅に空売りが入っていましたから、本日は反動で上昇モードでしょう

4月20日水曜日 日経平均続伸225円高スタート

NYダウ499ドル高

 米国株式市場は3指数共大幅高です、NYダウは499ドル高、ナスダック市場は287ポイント高と2%超上げ、S&P市場も70ポイント高でした、売られすぎの反動がでたようです

 日経平均も225円高と続伸して始まってきました、円安は止まらずドル円はついに129円台に突入です

 

 

4月21日木曜日 日経平均続伸41円高スタート

NYダウ続伸249ドル高

 米国株式市場はまちまちの動きでした。NYダウは続伸して249ドル高と好調です、一方ナスダック市場はネットフリックスの急落が響きました、ネットフリックスが30%以上下げました、ナスダック指数は166ポイント安でした、S&P市場は2ポイント安でした

 日経平均は41円高と続伸した始まって9時10分現在100円高まで上昇してきています。じり高模様も不安定な状態が続きそうです

 

4月22日金曜日 日経平均500円超安(9時20分)

NYダウ368ドル安

 米国株式市場は大きく下げています、NYダウは368ドル安、ナスダック市場は278ポイント安、S&P市場は65ポイント安でした、長期金利の上昇を嫌気しています

 本日日経平均は355円安で始まって下げ幅を拡大中で9時20分現在500円超安くなっています。昨日まで3連騰で好調でしたが、本日は一転大幅安、落ち着かない展開が続きます

 

 

【2022年4月22日株レポート】

 

「前日までの日経平均株価上昇やNYダウ大幅安から、利益確定売りが優勢!」

 

 

22日の国内株式市場で日経平均株価は4日ぶりに大幅反落し、前営業日比447円80銭安の2万7,105円26銭で終えました。

 

本日は、米国株式市場の下落が警戒されたほか、国内株式市場も前日までの3日間で700円超上昇していたことから利益確定売りが膨らみました。パウエルFRB議長が5月FOMCで0.5%の利上げを実施する可能性に言及したことで、21日の米国株は上昇スタートから急失速して大幅安。この流れを受けて寄り付きから300円超下げて始まると、金利上昇に弱いグロース株が下げを先導。節目の2万7,000円を割り込み、安いところでは600円超下げる場面もありました。週末要因に加え、決算発表シーズンを迎えたことで有力企業の業績を確かめたいとの見方から、売買を手控える動きも出ていました。

【業種別】

では、保険、空運、陸運の3業種のみが上昇。一方、非鉄金属、鉱業、海運などが大幅な下落となりました。

【個別銘柄】

では、売買代金トップの【6920】レーザーテックが5%近い下落。【9984】ソフトバンクグループ、【9101】日本郵船、【8035】東京エレクトロン、【7203】トヨタ自動車、【6758】ソニーグループなどが軟調。決算が注目された【6594】日本電産はもみ合いとなり小安く引けました。また【4100】戸田工業など東証プライム市場の下落率上位に顔を出しました。一方、再編提案の募集を発表した【6502東芝4%超、決算が好感された6146】ディスコは3%超の上昇。4月度売上が堅調だった7545西松屋チェーンも急伸しました。米ファンドKKRによる買収が報じられた【9086】日立物流買い気配のままストップ高比例配分となり、同社株を保有する【9143】SGホールディングスにも買いが入りました。

【チャート分析】

本日の日経平均株価・日足は長い下ヒゲをともなう「小陰線」となりました。終値は2万7,105円26銭。5日移動平均線(2万7,132円19銭)を下回り、短期的な調整局面を示唆しています。来週以降も2万7,000円台での値固めが続きそうです。

 

東証1部の売買高は9億7,940万株、売買金額は概算で2兆3,877億円でした。

 

本日の新興市場東証マザーズ指数は7営業日続落しました。終値は前営業日比19.32ポイント安い703.01でした。終値としては3月16日以来、およそ1ヶ月ぶりの安値でした。東証グロース市場では、主力銘柄の【4385】メルカリが一時8%安となり、連日で年初来安値を更新しました。2020年4月以来の安値まで売られ、【4478】フリーや【4480】メドレーも下落しました。一方、【7157】ライフネット生命保険や【3491】GA technologiesは上昇しました。

 

【来週の見通し

 

来週の日経平均株価は、方向感に欠ける展開になりそうです。国内株式市場は金曜29日が休場で4日立ち合い。週初にフランス大統領選の決選投票結果を消化して、27日~28日には日銀金融政策決定会合があります。米国では注目指標の発表が多い上に、アルファベット、メタ、アップル、アマゾンなど注目度の高い企業の決算が目白押しです。国内でもファナックキーエンス、レーザーテックなど主力どころの決算発表が多く、ゴールデンウイーク前に慌ただしい週となります。日々の指数の振れ幅は大きくなりそうですが、トピックスがありすぎる分、楽観、悲観どちらにも傾きづらいです。翌週が5月3日から5日まで休場で、FOMCの結果発表が5月4日にあるというスケジュールとなるため、高くなれば利益確定売り、安くなれば翌週のFOMCに期待した買いが入りやすく、乱高下を許容しながら、週間では水準自体は大きく変化しないと予想します。

 

 

4月22日【本日の言葉】

 

「何としても二階へ上がりたい。どうしても二階へ上がろう。この熱意がハシゴを思いつかせ、階段をつくり上げる。上がっても上がらなくてもと考えている人の頭からは、決してハシゴは生まれない。」(パナソニック創業者/松下幸之助)

 

新しい発明を生み出すには、何としても成し遂げるんだという熱い情熱を持ってチャレンジすることです。なぜなら、前人未到の挑戦には失敗がつきものであり、どんなに準備をしたとしても、最初から計画通り完璧に物事が進むことなど、あり得ないからです。小さな失敗を積み重ね、失敗した経験の中から多くを学び、顧客からのフィードバックを得ながら、市場に合わせて粘り強く改善していこうとする姿勢が、画期的な発明に結びつくのです。あなたは、一度や二度の失敗で諦めずに、挑戦を続けていますか?