【6月第2週日経平均振り返り】
6月10日金曜 日経平均300円超
NYダウ638ドル安
米国株式市場は3指数とも大幅安、NYダウは638ドル安、ナスダック市場は332ポイント安、S&P市場は97ポイント安でした、日本時間今晩発表の5月の消費者物価動向に関心が集まっています
日経平均は250円安と6日ぶりに反落スタート、さすがにここまで上がり続けてきたので一服模様です。本日は動きづらいところですが、底堅い動きでしょう
NYダウ269ドル安
昨日の米国株式市場は3指数とも反落、NYダウは269ドル安、ナスダック市場は88ポイント安、S&P市場は44ポイント安でした
日経平均は44円安と5日ぶりに反落して始まったものの、強く9時25分現在80円高と切り返してきました、米国株と違って日本株は強く、明日のメジャーSQに向けて高くなっていきそうな気配です
6月8日水曜 日経平均4日続伸28000円乗せ
NYダウ264ドル高
米国株式市場は3指数とも続伸です、NYダウは264ドル高、ナスダック市場は113ポイント高、S&P市場は39ポイント高でした
日経平均は好調で4日続伸、156円高で始まってあっさり28000円台に乗せてきました。今週はSQに向けて高そうな展開です
週明けNYダウ16ドル高
週明けの米国株式市場は3指数とも若干高でした、NYダウは16ドル高、ナスダック市場は48ポイント高、S&P市場は12ポイント高です
本日の日経平均は続伸68円高で始まってきています。ドル円相場の円安模様がとまりません、132円台で推移しています。本日株式市場は堅調でしょうが為替は不安定かもしれません
先週末Nyダウ348ドル安
注目された5月の米国の雇用統計は39万人増と市場予想を上回りました。金融引き締め観測が強まってNYダウは348ドル安、ナスダック市場は304ポイント安、S&P市場は68ポイント安でした
週明けの日経平均は211円安と反落模様で始まったものの、戻し底堅い動きです。9時35分現在60円安となっています。今週も日経平均は底堅い動きとなりそうです
【2022年6月10日株レポート】
「欧州経済の減速が世界経済にも影響するとの懸念が強まり、景気敏感株が下落!」
10日の国内株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに反落し、前営業日比422円24銭安の2万7,824円29銭で終えました。
欧州中央銀行(ECB)は9日、7月に量的緩和政策を終えることを決定し、同月中に政策金利の0.25%の利上げを行う見通しを示しました。量的緩和終了により欧州景気の減速懸念も浮上しました。ECBの決定を受け、米長期金利が上昇しNYダウは638ドル安と急落しました。この流れのなか、国内株式市場も軟調な値動きとなり、日経平均株価は3営業日ぶりに2万8,000円を割り込みました。国内株式市場は足もとで戻り歩調を強めていただけに、一旦利益確定売りも出た様子です。特に、今晩は米国5月消費者物価指数(CPI)の発表が予定されており、模様眺め気分も強まるなか下値を拾う動きは限られました。
【業種別】
では、全業種が下落しており、建設、海運、保険などが弱い中では値を保ちました。一方、機械、精密機器、石油・石炭などの下げが大きくなりました。
【個別銘柄】
では、【9104】商船三井が逆行高。【9432】日本電信電話や【9433】KDDIなど通信株がディフェンシブ性を発揮してプラスで終えました。1Qの好決算が確認できた【1928】積水ハウスが3%を超える上昇。【4680】ラウンドワンが月次を材料に急騰したほか、【9722】藤田観光が値を飛ばすなど、経済活動正常化の恩恵を受ける銘柄の一角には買いが入りました。昨日初値をつけた後にストップ高で終えた【5032】ANYCOLORは、本日も買いを集めて連日のストップ高となりました。一方、【6920】レーザーテックが4.8%安、【6857】アドバンテストが4.2%安、【8035】東京エレクトロンが3.2%安と、半導体関連が大幅安。グロース株の代表格として【6098】リクルートホールディングスが弱かったほか、【6954】ファナックや【6861】キーエンスなど値がさの一角が大きめの下げとなりました。今期は営業赤字に転落見込みとなった【4014】カラダノートが急落。【8842】東京楽天地や【2910】ロック・フィールドが決算を材料に大きく売られました。子会社役員の逮捕を公表した【6942】ソフィアホールディングスが10%を超える下落。前日強い見直し買いが入った【6035】アイ・アールジャパンホールディングスは、本日は一転16%安と荒い動きが続きました。
【チャート分析】「
10日の日経平均株価・日足は上下に短いヒゲを伴う「中陰線」となりました。前日に上値の目標として強く意識された3月25日の戻り高値(2万8,338円81銭)を更新した後だけに、目標達成感から売りに押された格好となっています。200日移動平均線(2万7,943円67銭)を下回ったことで、時価近辺の水準は重いとの印象を与えました。但し、25日移動平均線(2万7,015円91銭)とのかい離率が広がった状態にある点を踏まえると、生じた過熱感を和らげるための調整とみることも可能です。強い基調に変化はみられず、小休止から切り返すタイミングを計るものと想定できます。
東証プライム市場の売買高は12億7,253万株、売買金額は概算で3兆1,449億円でした。
10日の【新興企業向け株式市場】で東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反落しました。東証マザーズ指数は終値ベースで前営業日比11.97ポイント安い687.15でした。前日の米国株安を受けて投資家心理が弱気に傾き、東証マザーズ指数の下げにつながりました。日本時間10日夜に5月の米消費者物価指数(CPI)の発表が控えており、発表後の米国株の動きを見極めようと持ち高調整の売りも出ました。市場では「米CPIがインフレの高止まりを示す結果ならば、9月まで大幅な利上げが続くとの見方につながり新興株にも逆風」との証券関係者の声が聞かれました。東証グロース市場では【7342】ウェルスナビや【4485】JTOWERが下落しました。一方、今期は増収増益になる見通しを示した【4268】エッジテクノロジーが買われました。上場3営業日目の【5032】ANYCOLORは制限値幅の上限(ストップ高)で配分されました。
【来週の見通し】
来週の日経平均株価は、底堅い値動きと想定します。米消費者物価指数(CPI)、米連邦公開市場委員会(FOMC)と大型イベントが相次ぐ中、米国株が軟化する場合でも、為替の円安や国内経済正常化への期待感が、引き続き国内株の支えになると推察します。週の前半は、10日発表の米CPIの結果を国内株式市場でも織り込むことになります。14-15日に6月FOMCを控えているため、CPI後の相場反応は「短期的」と想定します。6月と7月FOMCでの0.5%の利上げは、市場で概ね織り込まれています。注目されるのは米国の政策金利FF(フェデラルファンド)レートの水準についてのFOMCメンバー予想の「ドットチャート」です。「上振れていれば9月利上げへの思惑が強まり、米国株の重しになります。変化がなかったり下振れなら、株価にはポジティブと想定します。
6月10日【本日の言葉】
「苦しみや難しい状況を克服している人の生き様ほど、心の琴線に触れるものはない。」(経営者・コンサルタント/スティーブン・R・コヴィー)
現在が厳しい状況に置かれている人は、同じような境遇の中で、困難を打ち破った人が、どんな行動を取っていたのかを研究してみることです。なぜなら、成功を収めた人が辿った舞台裏には、例外なく違いをもたらした分岐点となる「ティッピングポイント」が隠されているからです。成功者の過去を遡り、そのストーリーを追体験することは、自分の中に眠っている才能を目覚めさせてくれるのです。あなたは、成功者の考え方や行動を研究し、自らの血肉にしていますか?