バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

2022年11月15日株レポート

 

 

 

 

日経平均株価は反発、米株安も押し目買いで底堅さ発揮!」

 


15日の国内株式市場で日経平均株価は小反発し、前営業日比26円70銭高の2万7,990円17銭で終えました。

 


本日の国内株式市場は、強弱観対立のなかも底堅さを発揮しました。日経平均株価は朝方こそ安かったものの、前場後半は買い戻され、後場は終始プラス圏で頑強な値動きを見せました。一方、上値を買い進む動きも限定的で、大引けは2万8,000円大台を下回る水準で着地。前日の米国株式市場では主要株価指数が揃って安くなりましたが、NYダウは取引終盤に急速に値を崩し200ドルあまりの下落となりました。米国株式市場の引け味の悪さを引き継いで、本日の国内株式市場でも朝方は投資マインドが弱気に傾いていましたが、下値では押し目買いも活発でした。朝方取引開始前に発表の7~9月期GDPは4半期ぶりのマイナス成長となりましたが、株式市場ではこれを悪材料視する動きには発展しませんでした。FRBの金融引き締めピッチが緩むことへの期待感が引き続き全体相場を支えています。

【業種別】

では非鉄金属、鉄鋼、銀行などが上昇した一方、サービス、鉱業、食料品などが下落しました。

【個別銘柄】

では、4,000億円を超える売買代金をこなした【6920】レーザーテックが大幅に買われたほか、【8035】東京エレクトロンもしっかり。前営業日に急落した【9984】ソフトバンクグループも小幅ながらプラス圏で引けました。【9101】日本郵船などの海運株が堅調な動きとなり、【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループなどのメガ^_^バンクも上昇しました。半面、【6098】リクルートホールディングスが大幅安、【5727】東邦チタニウムなどの下げも目立ちました。【2427】アウトソーシング、【4541】日医工も下落し、【6035】アイ・アールジャパンホールディングスなども大きく売り込まれました。

 


【チャート分析】

15日の日経平均株価・日足は「小陽線」となりました。心理的節目2万8,000円をやや下回りました。一方、日足・一目均衡表の雲(上限:2万7,422円37銭)から上放れた水準にあるほか、5日移動平均線(2万7,875円95銭)を終値で維持し、底堅さも継続しました。上方向では心理的節目2万8,500円や、9月13日高値(2万8,659円76銭)が上値目処に意識されそうです。

 


東証プライム市場の売買高は12億1,130万株、売買金額は概算で3兆1,707億円でした。

 


15日の新興企業向け株式市場で東証マザーズ指数は3営業日続伸しました。終値は前営業日比6.75ポイント(0.87%)高い780.41で、4月14日以来の高い水準を付けました。決算など好材料が出た銘柄を中心に買いが入った様子でした。日経平均株価が小幅ながら上昇したことも投資家心理を支えました。

東証グロース市場】

では、【4194】ビジョナルや【4485】JTOWERが下落しました。一方、【4565】そーせいグループや【4478】フリーが上昇しました。