バンブーズブログ

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球界大御所は「WBCで侍ジャパンの優勝は難しい」と激辛見解…

岡本の「最高です」7連発のお立ち台に「なんだあれは?」
2023年3月17日 22:27
RONSPO

侍ジャパンが5連勝で米国に上陸、日本時間21日にマイアミのローンデポ・パークで行われるWBCの準決勝でメキシコープエルトリコの勝者と対戦する。3大会ぶりのV奪回へあと2勝と迫っているが、元巨人OBで西武、ヤクルトで監督を務めた“球界大御所”の広岡達朗氏は「ハッキリ言って優勝は難しい」との見解を示した。ただ“ある条件”を満たせば「楽しみ」と言うのだが…。栗山英樹監督は、この辛口のエールをどう聞く?!
 「大谷とダルビッシュはまだ未調整」

球界大御所の目には東京ドームの熱狂も“空騒ぎ”に映ったらしい。
「相手は全部格下。野球は何があるかわからないが普通にやっていれば負けない相手だった。5連勝を鵜呑みにしてはならない。加えてチケットが転売されて何十万円にもなっていたのは問題だろう。WBCを開催する意義からは逸脱している」
準々決勝で戦ったイタリアはマイク・ピアザ監督がメジャーリーガーを8人揃え、ほぼ全員が元メジャー、あるいはマイナーリーガーで構成されていた。それでも広岡氏は「イタリアのピッチャーはボールを動かしてきたが、制球力、球威はやはりマイナーレベル。日本が攻略に苦労する相手ではなかった」との評価。
日本は巨人の岡本和真、レッドソックス吉田正尚本塁打を含む8安打で9得点を奪い、守ってはエンゼルス大谷翔平が5回途中までを2失点に抑え、パドレスダルビッシュ有が7、8回を“疑惑弾”の1本だけにまとめる豪華なメジャーリーグ継投でイタリアを9-3で下したが、広岡氏は「大谷とダルビッシュもまだ未調整」と手厳しい。
「本来のシーズンへ向けての調整をせずに投げているのだから仕方がない。大谷は数球素晴らしいストレートがあったが、納得のいくボールが少ないのでゲームを作るためにスライダーに頼り、ダルビッシュも、制球、スピード、フォーム共にまだ固まっていなかった。それでも抑えたのが2人の技術であり歴然とした対戦相手との実力差だ」
お立ち台では2安打5打点の岡本が「最高です」を7連発。巨人での恒例パターンで観衆を喜ばせ、途中、素に戻りかけて、また「最高です」と言い直して、大受けしていたが、広岡氏には理解できない。
「なんだあれは?もっとちゃんと話すべき」
ただカージナルスのラーズ・ヌートバーが持ち込んで大ブームとなっている「ペッパーミル・パフォーマンス」については「馬鹿らしいが、純粋な日本のファンには受け入れられるパフォーマンスなんだろう」と解釈した。
イタリア戦には、右手小指を骨折した西武の源田壮亮がテーピングをして出場。怪我の影響をまったく見せずタイムリーまで放ったが、広岡氏は、「私が西武の監督なら文句を言う。おそらく本人が出場を希望したのだろうが、シーズンを考えると無理をして出場する必要はない」と苦言を呈した。
辛口の球界大御所だが、大谷が3回に成功させたセーフティーバントは高く評価した。
「勝ちたいという一生懸命さが見えた。この姿勢こそ彼がメジャーで成功している理由のひとつだろう。結局は、大谷とダルビッシュに引っ張ってもらってドームの熱狂が生まれたのだと思うが、ここから先の戦いはそうはいかない。大谷一人じゃ勝てない」

準決勝の相手はメキシコとプエルトリコの勝者。そして、その難関を勝ち抜いた先の決勝には、準々決勝で対戦するベネズエラと米国、そして、すでに準決勝進出を決めているキューバのいずれかが待ち受ける。
米メディアの間では、日本が優勝候補として急浮上。ブックメーカーのオッズ(ウイリアムヒル)でも日本が2.50倍でトップ。次いで米国の3.10倍、ベネズエラの5.50倍となっている。だが、広岡氏は、こう断言した。
「メキシコでもプエルトリコでも厳しい相手。ハッキリ言って優勝は難しい」
メキシコは1次ラウンドで米国を撃破。プエルトリコも最終戦で優勝候補の筆頭にあげられていたドミニカ共和国を5-2で下すなど両チームとも“死の組”の激戦を勝ち上がってきた。
「これまでの相手とはガラっとレベルが変わる。メジャーリーガーはレギュラーシーズンが最優先でWBCにはイベント感覚で集まっているが、メキシコやプエルトリコベネズエラのような中米諸国は、ちょっと色合いが違う。何百億円という契約を持つメジャー軍団の他に、まだこれからのメジャーやマイナーリーガーが混じっていて、チャンスをつかもうというハングリーさを持っている。国民気質からか一致団結する力もある。実力でいえばプエルトリコだろうが、メキシコには一発勝負の強さがある」
メキシコが米国をあわやコールドに追い込んだ試合では、2019年にオリックスをドーピング違反で退団となり。昨年8月にようやくメジャー昇格したナショナルズのジョーイ・メネセスが、3番に抜擢されて2本塁打5打点の大活躍をした。彼も典型的なハングリーな選手だろう。
さらに広岡氏は、「メジャーの各球団は、投手をWBCに出すことには消極的で、投手陣については、どこもドリームチームとは言えないが、メジャーのトップクラスは数人いて、ここまで日本が対戦してきた相手のように簡単に点は取れない」と警鐘を鳴らす。
プエルトリコは通算205セーブの“守護神”メッツのエドウィン・ディアスがドミニカ戦で9回を三者連続三振に斬って勝利を決めた直後、歓喜のジャンプ中に右膝に全治8か月の重症を負い、ショッキングな戦力ダウンとなった。しかし、他にも、昨年67試合に投げて、防御率2.54、23セーブのツインズのホルヘ・ロペスや、パイレーツで昨季51試合登板のデュアン・アンダーウッドJr.、防御率2.21のツインズの左腕ジョバニ・モランなどがいてブルペン陣は豊富だ。打線には、トップバッターにメッツの球宴4度出場のフランシスコ・リンドアが控え、今大会も打率.467と絶好調。横浜DeNAのナフタリ・ソトも2試合にスタメン出場している。

しかし、広岡氏は、ある条件を満たせば、大きな壁を突き崩す可能性はあると見ている。
「投手陣は佐々木と山本がいい。佐々木のストレートは走っていたし打者に向かっていく姿勢が良かった。メジャー相手にどれだけ通用するか楽しみだし、山本にも安定感がある。第2先発としては今永がいい。ストレートが伸びていて滑るはずの公式球を見事に操っていた。だが、計算が立つのは、この3人だけ。準決勝で、佐々木、今永とつないで次は誰になるのか。大勢は、左打者への対応に不安が残った。投手陣で言えば、そこが勝敗の分かれ目になると思う」
広岡氏はチェコ戦で最速164キロをマークし8つの三振を奪った千葉ロッテの佐々木朗希と、豪州戦で4回を投げ1安打しか許さなかったオリックスの山本由伸、そして第2先発として起用された韓国戦では1失点したが、イタリア戦では1イニングを2三振を含む3人斬りで締めた横浜DeNAの今永昇太の3人を高評価。準決勝で先発を予定されている佐々木、第2先発予定の今永に続く、3人目、4人目の投手がカギだと指摘した。
一方、打線の方は「日本らしくいかにつなぐかが重要だ」という。
「吉田のバットスイングはメジャーと遜色がなく、自分の状態をチェックする力があり、選球眼が素晴らしい。そこは近藤にも共通する部分。ヌートバーもパワーはないが日本流でコンタクト率も高くファイトを見せている点は評価できる。緊張と力みで本来の力を発揮できていない村上も5番になったイタリア戦でふっきれたように思う。ただ殴り合うような野球では勝てない。まだ四つに組んで打ち合いを挑んで勝てる段階にはない。問題は、これだけのメンバーの打線をどうつなぐか。そこが日本らしさ。ここまでの戦いでは日本らしさというものは出ていない。相手が相手だけに栗山の仕事も、どう打順を組むか、どう投手を配分するかだけで采配をふるう場面もなかった。ここから先は彼の采配がポイントになってくる」
小細工のできる打者は源田くらいしか見当たらないが、広岡氏は、「選手に丸投げ」の野球で世界一の座を奪回することは難しいと見ている。
「今回のWBCの日本での盛り上がりは、日本の野球界の底辺を拡大することにつながっていくとは思う。もちろん今季のプロ野球にもつながる。それだけに東京ドームから環境もガラっと変わるアメリカで、どんな戦いをするのかを楽しみにしている」
メジャー通でもある広岡氏は最後に本音を漏らした。史上最強の侍ジャパンが、バリバリのメジャー軍団を向こうに回して、どこまでやれるかを見てみたいのである。
(文責・駒沢悟/スポーツライター

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