バンブーズブログ

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東証大引け 3日続伸 配当再投資を意識、午後に一段高


 
 
 
2023/3/29 15:25
29日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比365円53銭(1.33%)高の2万7883円78銭で終えた。朝方は前日の米株安を受け下げる場面もあったが、3月期決算企業の権利付き最終日とあって、配当や株主優待権利取りを意識した買いを支えに切り返した。大引けにかけては配当再投資に絡んだ買いも入り、日経平均は一段高となった。

前日の米株式市場で中国電子商取引(EC)大手アリババ集団の預託証券ADR)が急伸。同社に出資するソフトバンクグループ(SBG)に運用収益改善を期待した買いが入った。SBGは1銘柄で日経平均を60円ほど押し上げた。

午後に入ると、日経平均は上げ幅を拡大した。外国為替市場で円安・ドル高が進み、輸出関連株を中心に追い風になった。大引けにかけては株価指数に連動して運用する投資家の配当再投資に絡んだ株価指数先物買いが観測され、相場上昇に拍車をかけた。

東証株価指数TOPIX)は3日続伸し、28.81ポイント(1.46%)高の1995.48で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆3011億円だった。売買高は13億6674万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1734と、全体の約9割以上を占めた。値下がりは78銘柄、変わらずは23銘柄だった。

トヨタソニーG、KDDIが買われた。一方、東エレクや郵船などの海運株、第一三共は下げた。