バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

エンゼルス・大谷翔平が6号2ラン、2安打3打点で貯金1…藤浪晋太郎は初救援で2回自責0も借金15

 ◆米大リーグ エンゼルス11―3アスレチックス(26日・アナハイムエンゼルスタジアム

 エンゼルス大谷翔平投手(28)が26日(日本時間27日)、本拠地・アスレチックス戦に「3番・指名打者」でフル出場。5打席目に中堅へ6号2ランを放つなど5打数2安打3打点の活躍でチームを2連勝に導き、打率は2割6分1厘になった。

 アスレチックスの先発はL・メディーナ投手(23)。この日の試合がメジャーデビューのマウンドだった。1点を追う初回2死走者なしの1打席目は三ゴロ。3点リード、2回1死満塁の2打席目は、一ゴロに倒れるも三塁走者が生還して、3試合ぶりの打点となる打点「1」をマークした。4回1死走者なしの3打席目は、空振り三振を喫した。

 8―3でエンゼルス5点リードの6回はアスレチックス・藤浪晋太郎投手(29)が救援ではメジャー初登板。大谷は、1死一塁で4打席目に立つと、99マイル(約159キロ)を鮮やかにはじき返し、左前安打を放った。さらに相手左翼手が失策をして、一塁走者のトラウトが一気に生還。ボールになった初球は、この日最速99・9マイル(約160・8キロ)という速球だった。藤浪は2回2安打1失点(自責0)、1四球3奪三振。1日(同2日)に対戦した際には2打数1安打だったが、今回の対戦でも、直接対決は大谷に軍配が上がった。

 そして、3試合ぶりの快音が響いたのは8回1死一塁の3打席目。カウント1―1から3番手右腕・スミスの低めのシンカーを中堅に運んだ。打球速度103・9マイル(約167・2キロ)、飛距離401フィート(約122メートル)というダメ押しの、6号2ランだった。

 試合はアスレチックスが初回に先取点を奪うも、2回にエンゼルスが5安打を集めて5点を奪い逆転。2連勝で貯金1とした。一方でアスレチックスはいまだ先発投手の勝利がなく、5勝20敗で借金15、勝率2割。両リーグ最速での20敗到達となった。

 あす27日(同28日)の本拠地・アスレチックス戦では4勝目を狙い、大谷の今季6度目の先発登板が予定されている。この日の試合前にはブルペンで34球の投球練習を行った。