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2024/7/11 10:08
11日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩み、前日比400円ほど高い4万2200円台前半で推移している。海外短期筋による株価指数先物への買いが続いている。一方で、これまで堅調だった銘柄の一角には短期的な過熱感を警戒する売りも出て、日経平均は上げ幅を縮めた。
英半導体設計アーム・ホールディングスを傘下に抱えるソフトバンクグループ（SBG）がきょうで12日続伸するなど、短期筋の先物買いに加えてハイテク関連への買い意欲が日本株の上昇を後押ししている。米アップルが新型スマートフォン「iPhone（アイフォーン）16」の出荷台数を現行機種よりも増やすとの10日の一部報道を受けて、ソニーGや村田製、アルプスアルといったアップル関連株にも買いが波及している。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆4683億円、売買高は5億9644万株だった。
SUBARUとスズキが上げ幅を拡大している。一方、トヨタは前日比横ばいまで伸び悩む場面がある。三菱重と日立は安い。
〔日経QUICKニュース（NQN）〕
