バンブーズブログ

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日経平均が大幅続落 一時1000円安、米株安と円高で


 
 
 
2024/7/25 9:11(2024/7/25 9:29 更新)
25日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は大幅続落で始まり、前日に比べ900円ほど安い3万8200円台前半で推移している。下げ幅は一時1000円を超えた。24日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が大幅に下落し、日本株にも売りが波及している。外国為替市場で円高・ドル安が進んでいることも売りを促している。

24日の米株式市場ではダウ工業株30種平均のほか、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅安となった。23日に2024年4〜6月期決算を発表したアルファベットやテスラの株価急落が投資家心理の重荷となり、他のハイテク株にも売りが波及した。25日の東京市場では、東エレクやレーザーテクといった半導体関連株が軒並み売られている。

日銀による早期の利上げ観測への警戒も日本株の売りを促している。ロイター通信が24日、日銀の金融政策について「来週の政策決定会合で利上げを検討する可能性が高い」と報じ、外国為替市場で円相場は1ドル=153円台まで円高・ドル安が進んでいる。市場では「複数の政治家から日銀の政策正常化を促す発言が出ているなかでの報道とあって、7月会合で日銀が利上げするとの警戒が高まりやすい」(三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジスト)との声があった。

東証株価指数TOPIX)は大幅に続落している。

ソフトバンクグループ(SBG)やファストリなどの値がさ株が売られているほか、TDKダイキンも下落している。一方、ニトリHDやエーザイが上昇したほか、エムスリーやサッポロHDは買われている。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕