東証
#国内株概況 #株式 #マーケット
2024/7/25 14:16
25日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はきょうの安値圏での一進一退。前日比1200円ほど安い3万8000円前後で推移している。引き続き、24日の米株式相場の下落や外国為替市場での円高進行を受けたリスク回避目的の売りや、海外投機筋による株価指数先物への売りが相場全体の重荷となっている。
日経平均は7月11日に付けた最高値(4万2224円)から4000円あまり下落した。市場では「日経平均が心理的節目の3万8000円を下回る場面では、さすがに下げすぎとみた個人の買いが支えとなっている。ただ、これまで相場上昇をけん引してきた海外投資家の売り圧力が強く、反発する兆しがみられない」(国内証券)との声が聞かれた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で3兆6281億円、売買高は14億6414万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)が下げ幅を拡大したほか、ファストリも引き続き安い。東エレクやアドテストも売られた。一方、ニトリHDやバンナムHDが上昇したほか、オリンパスやニチレイも高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕