#パリ2024
2024/8/11 17:40 (2024/8/11 21:56 更新)
パリオリンピック最終日の結果
パリ五輪最終日の11日、レスリング女子76キロ級で鏡優翔（サントリー）が金メダルを獲得した。女子最重量級で日本選手初の制覇となった。男子フリースタイル65キロ級で清岡幸大郎（三恵海運）が金メダルを獲得した。今大会の日本選手団が獲得した金メダル数が20個の大台に乗り、海外開催では2004年アテネ大会の16個を上回る最多となった。メダル総数も45個（銀12個、銅13個）となり、海外開催では16年リオデジャネイロ大会の41個を上回り最多になった。
陸上女子マラソンで鈴木優花（第一生命グループ）が6位に入った。一山麻緒（資生堂）は51位。シファン・ハッサン（オランダ）が優勝した。自転車の男子ケイリン決勝で中野慎詞（日本競輪選手会）は4位。女子オムニアムで梶原悠未（TEAM Yumi）は17位だった。
日本選手団は全競技を終えた。
【関連記事】・レスリング清岡幸大郎、貫いた攻撃性 初出場で「金」
・女子マラソン鈴木優花、自己ベストで6位入賞
・鏡優翔、女子初の最重量級V レスリングは最多の金8個
レスリング
女子76キロ級決勝で鏡優翔（サントリー）が米国選手を下し、金メダルを獲得した。女子最重量級で日本選手初の制覇となった。男子フリースタイル65キロ級決勝で清岡幸大郎（三恵海運）がイラン選手を下し、金メダルを獲得した。
女子76キロ級決勝で米国選手を攻める鏡=目良友樹撮影
男子フリー65キロ級決勝でイラン選手（手前）を攻める清岡=目良友樹撮影
陸上
女子マラソンで鈴木優花（第一生命グループ）が2時間24分02秒の6位で入賞を果たした。前回大会8位の一山麻緒（資生堂）は2時間34分13秒で51位だった。日本記録保持者の前田穂南（天満屋）は故障で欠場した。
ハッサン（オランダ）が2時間22分55秒の五輪新記録で優勝し、ともに3位だった5000メートル、1万メートルに続き今大会3つ目のメダルを獲得した。アセファ（エチオピア）が3秒差の2位、オビリ（ケニア）が3位だった。連覇を狙ったジェプチルチル（ケニア）は15位に終わった。
女子マラソンで力走する鈴木=中尾悠希撮影
自転車
男子ケイリン決勝で中野慎詞（日本競輪選手会）は落車し、4位だった。太田海也（日本競輪選手会）は準決勝で2度目の警告を受け失格となった。女子オムニアムで梶原悠未（TEAM Yumi）は17位だった。
「日経電子版 スポーツ」のX(旧Twitter)アカウントをチェック
