NYダウ3日ぶり反発、167ドル高 マクドナルド5%高
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2025/2/11 5:36 (2025/2/11 7:33 更新)
【NQNニューヨーク=川上純平】10日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前週末比167ドル01セント(0.37%)高の4万4470ドル41セントで終えた。決算を発表した一部の主力株のほか、半導体株に買いが集まった。半面、トランプ米大統領の関税政策を巡る不透明感は株価の重荷となった。
ダウ平均の採用銘柄ではマクドナルドが5%近く上昇し、指数を押し上げた。10日発表の2024年10〜12月期決算は既存店売上高が市場予想を上回った。ダウ平均は前週末に444ドル安とやや大きく下落した後で、主力株を中心に自律反発を見込んだ買いも入った。
半導体株の上昇も目立った。エヌビディアのほか、ダウ平均の構成銘柄以外ではブロードコムやアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)も買われた。半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した1月の売上高(速報値)は前年同月比35.9%増だった。半導体需要の強さが改めて示され、関連株に買いが広がった。
もっとも、ダウ平均の上値は重く、小幅に下げる場面もあった。トランプ大統領は9日、米国が輸入する鉄鋼とアルミニウムに25%の関税を課すと明らかにした。SIAウェルス・マネジメントのコリン・チェシンスキ氏は「特定の業種に限った関税のため直ちにリスク回避を促すものではないが、関税政策を巡る不透明感は今後も投資家心理の重荷になり続ける」と話す。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は11日に議会証言に臨む。トランプ大統領の政策を踏まえて今後の物価や金融緩和にどのような認識を示すのか関心が高く、様子見の市場関係者も多かった。
ダウ平均の構成銘柄ではその他、ナイキやシェブロン、アマゾン・ドット・コムが上昇したほか、ウォルマートも買われた。半面、アメリカン・エキスプレスやJPモルガン・チェース、ウォルト・ディズニーは下落した。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発した。前週末比190.868ポイント(0.97%)高の1万9714.270(速報値)で終えた。ネットフリックスやアルファベットが上昇した。