バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

《ミラノ五輪代表》ジャンプ混合

両手で顔を覆った1番手の高梨、二階堂・小林陵ら奮起し日本3位「皆で表彰台に立てた」…W杯ジャンプ混合
2026/01/31 09:55
この記事に関連するタグ
ミラノ五輪
高梨沙羅
 
 【ビリンゲン(独)=福井浩介】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは30日、ドイツのビリンゲンで混合団体(HS147メートル、K点130メートル)が行われ、日本はいずれもミラノ・コルティナ五輪代表の高梨沙羅クラレ)、二階堂蓮(日本ビール)、丸山希(北野建設)、小林陵侑(チームROY)の順で飛び、277・8点で3位に入った。競技は悪天候で2回目が中止となり、1回目の成績で最終順位が決定した。優勝は295・4点のスロベニア、2位は294・8点のドイツだった。

混合団体で3位となった日本の(左から)小林陵侑、丸山希、二階堂蓮、高梨沙羅(30日)=富永健太郎撮影
 トップバッターを務めた高梨が、着地直後に両手で顔を覆った。吹き荒れる風と凍える寒さの影響もあっただろう。103メートル50と失敗ジャンプに終わり、出場9か国で最下位スタートとなった日本。ここから仲間たちが奮起を見せる。 2番手は二階堂だ。「どうしようもない風と割り切って気負わずいった」と、134メートル50で一気に3位へ浮上。競技が何度も中断される悪条件で、多くの選手がミスを犯す中、丸山も124メートルの好飛躍でつなぎ、最後は小林陵が128メートルで表彰台を死守した。

 五輪前最後のW杯混合団体に、日本は本番を想定して臨んだ。勢いのある二階堂を2番手、3番手には女王ニカ・プレブツ(スロベニア)と低いゲートから張り合える丸山を配置。小林陵にアンカーを託したのは、「ここぞで確実に安定したジャンプをしてくれる」(男子の作山ヘッドコーチ)との信頼からだ。

 表彰式後、一人ひとりに頭を下げて謝る高梨に3人が笑顔で声をかけていた。丸山は言う。「私が1番手だったら103メートルまで飛べていない。沙羅さんの結果もあったから皆で表彰台に立てた」。本番を目前に、日本の高い技術と結束力が見えた。(福井浩介)

二階堂、日本救う大ジャンプ
 24歳の二階堂が日本を救った。この日最も低い6番ゲートから飛んだ2番手で、全体の最長不倒となる134メートル50の飛躍を披露。強風で一度座ったゲートから戻り、スタートの合図となるコーチの旗が見えないほどの霧に覆われた難しい状況下で、力強いジャンプを見せた。「高さが出ないまま(空中の)前半を通過しちゃった。体が前に流れずいければもっと飛べる」と頼もしい言葉を口にした。