バンブーズブログ

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↘️《NYダウ続落739ドル安》

 原油高で心理悪化、金融株の下げも重荷
 
 
#株式 #マーケット #海外
2026/3/13 5:26
 
【NQNニューヨーク=戸部実華】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3日続落し、終値は前日比739ドル42セント(1.55%)安の4万6677ドル85セント(速報値)だった。中東情勢の緊迫を背景に原油先物相場が再び騰勢を強め、投資家心理が悪化した。銀行株に売りが広がったことも、相場の重荷となった。

事実上の封鎖状態にあるホルムズ海峡を巡り、イランの新しい最高指導者モジタバ・ハメネイ師は12日、封鎖を継続すると表明したと伝わった。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が続くなか、海峡周辺だけでなく、ペルシャ湾周辺などで船舶への攻撃が相次いで報じられている。

中東からのエネルギー供給の早期回復は難しいとの見方が強まり、米原油先物相場は一段高となった。12日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近4月物は1バレル97ドル台前半と、前日終値(87.25ドル)を大幅に上回る場面があった。

金融株が軒並み売られたことも、投資家心理の悪化につながった。ダウ平均の構成銘柄ではないが、モルガン・スタンレーの下げが目立った。投資家からの解約請求の増加を背景に、プライベートクレジット(ノンバンク融資)ファンドの1つで引き出しを制限したことを11日に明らかにした。

このところノンバンク融資のファンドによる解約制限や融資の厳格化に関する材料が相次いでおり、プライベートクレジット市場を巡る不透明感が強まった。売りは他の金融株にも波及し、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが安い。ダウ平均の構成銘柄以外ではブラックストーンやKKRなど運用会社が大幅に下げた。

ダウ平均の構成銘柄ではボーイングやスリーエム(3M)、ナイキが売られた。ユナイテッドヘルス・グループやアップルも安かった。半面、原油高を背景にシェブロンは買われた。セールスフォースも高かった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比404.155ポイント(1.77%)安の2万2311.980(速報値)だった。アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)やマイクロン・テクノロジーといった半導体関連株の下げが目立った。