チリ戦の後半、抜け出してトライを決めるアルゼンチンのボガド(中央)=共同
【トゥールーズ(フランス)=渡辺岳史】ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会第16日は9月30日、ナントなどで1次リーグが行われ、日本と同じD組のアルゼンチンがチリに59-5で大勝した。8トライを挙げてボーナス点1を含む勝ち点5を獲得、2勝1敗で勝ち点を9に伸ばした。チリは4連敗で大会を終えた。
アルゼンチンはSOサンチェスのトライで先制し、前半を24-0でリード。後半はFBボガドのトライなどで突き放した。10月8日のD組最終戦で、勝ち点9で並ぶ日本と準々決勝進出を懸けて対戦する。
C組はフィジーがジョージアに17-12で競り勝ち、2勝1敗で勝ち点を10とした。0-9で折り返した後半、CTBナヤザレブのトライやPGで逆転した。ジョージアは1分2敗で1次リーグ敗退が決まった。
ボールを持って前進するフィジーのナヤザレブ=ロイター
B組はスコットランドがルーマニアに84-0で完勝し、2勝1敗で勝ち点を10に伸ばした。WTBグレアムの4トライなど計12トライを奪った。10月7日に行われる3連勝中のアイルランドとの一戦に決勝トーナメント進出を懸ける。ルーマニアは3連敗。