■本日の言葉7月8日
「惨めな目に遭った時の心得。一つ。品物に八つ当たりしないこと。一つ。頬の笑顔を絶やさないこと。一つ。無理をしていると他人に悟られないようにすること。」(脚本家/向田邦子)
向田氏が脚本を手掛けたテレビドラマ「冬の運動会」で、定職につけず、家族にも疎まれている青年、菊男のモノローグのセリフです。世の中に出れば、理不尽な扱いを受けて惨めな思いをすることもあります。そんな時は、ぐっとこらえてこの言葉を思い出しましょう。悔しさをきちんと乗り越えられれば、必ず一段、成長できます。