#相撲
2023/3/26 17:46 (2023/3/26 18:14 更新)
優勝決定戦で大栄翔(左下)を突き落としで下し、初優勝を決めた霧馬山
大相撲春場所千秋楽は26日、エディオンアリーナ大阪で行われ、関脇霧馬山が小結大栄翔との優勝決定戦を突き落としで制し、12勝3敗で初優勝を飾った。
2敗で単独首位だった大栄翔を本割に続いて破った。新関脇の優勝は昨年春場所の若隆景以来4人目。モンゴル出身力士の優勝は9人目。大栄翔は13場所ぶり2度目の優勝はならなかった。
突き落としで霧馬山(右)に敗れ、優勝決定戦に持ち込まれた大栄翔(エディオンアリーナ大阪)=共同
今場所は横綱照ノ富士が全休し、綱とり挑戦の大関貴景勝は途中休場。昭和以降で初めて横綱、大関陣が不在で行われた。新型コロナウイルス感染拡大後で大阪開催の本場所では4年ぶりの通常開催だった。