バンブーズブログ

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大谷翔平、落ち込んだ時期を助けたのは「恋人ではなく犬」

人生を支える“ワンコ愛”秘話
配信 2023年4月11日 07:15更新 2023年4月11日 09:00
NEWSポストセブン

メジャーリーグ開幕後から日米で大きなニュースとなっている大谷翔平(28才)は、4月10日(現地時間9日)のブルージェイズ戦でも、岩手・花巻東高の先輩・菊池雄星投手(31才)から今季第3号となる二点本塁打をかっ飛ばした。

これだけ活躍すれば、日本はもとより、米国でも女性ファンも増える一方。8日のエンゼルスのホーム開幕戦のレッドカーペットセレモニーでは、米国人女性ファンが「結婚して翔平」と、たどたどしい日本語で書いたプラカードを掲げて「プリーズ!」と絶叫していた。

国内でも、大谷と旧知の侍ジャパン白井一幸ヘッドコーチ(61才)までが「誰かがいる雰囲気は無かった。長女は大谷選手と同い年なんです。できたらうちの娘って言いたいところなんですけど…」と語るほど。まさに世界規模で恋人候補が、続々と名乗り出ている。

 


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それでも、一向に女性の影が見えてこない。彼のこれまでを振り返ると、人生の節目で大谷を癒していたのは恋人──ではなく、犬だった。

2018年の秋に靭帯を損傷した右ひじのトミー・ジョン手術を行い、辛いリハビリトレーニングをしていたときには、トレーナーの愛犬ジギーをかわいがる姿が、テレビのドキュメンタリー番組でも流れた。帯同する水原一平通訳(38才)も、当時の大谷はチームメートがクラブハウスに連れてくる何匹もの飼い犬たちに「かなり癒されていた。翔平は犬が大好きなんです」と明かしていた。

自身も幼いころからゴールデンレトリーバーを飼っていた。名前はエース君。大谷家にやってきたのは、大谷が野球を始める前の小学1年生のころだった。プロに入ってからも、試合前のロッカールームでエース君の写真を見たり、2016年の大みそかNHK紅白歌合戦に審査員として出演した際にも、「(帰省できずに)犬に会えない」と漏らすほどに、かわいがっていた。

あるスポーツ紙記者は「そのエース君は、翌2017年のシーズン中に15才以上生きての老衰で亡くなっています」と振り返る。

2012年秋。高卒でのメジャー挑戦を決めていた大谷は、日本ハムにドラフト1位で強行指名を受けた当初、同球団関係者との対面には前向きではなかった。

しかし、当時の日ハムの山田正雄ゼネラルマネジャーGM)が、大の犬好きで「エース君に会いたい」と話していることを知ると、母の加代子さんが「犬好きに悪い人はいない」と縁を感じるようになり、次第に大谷も心の扉を開いていった経緯もあった。

日ハムに入団しなければ、投打の二刀流に挑戦することはなかったかもしれない。愛犬が、大谷を二刀流に導くひと役を買ったというと、言い過ぎだろうか。

かつては、プロ野球選手の愛犬家というと、大谷が敬愛するイチロー(49才)が有名だった。米国シアトルの自宅では、現役時代に17年間も柴犬の一弓(いっきゅう)を飼っていた。今も2匹の柴犬を飼っている。

「常に厳しい勝負の世界に生きる中、どうしたって少なからずの息抜きは必要。大谷選手は『少しゲームはやる』と明かしていますが、ほかにはこれといった趣味はありません。でも、子供のころから慣れ親しんでいただけに、犬にはいつも癒されてきたのでしょう」(前出・スポーツ紙記者)。

今オフにはフリーエージェントとなり、メジャー各球団からの争奪戦となる。WBCでの大活躍もあって、さらに人気は急騰。北米プロスポーツ界最高額の12年総額6億ドル(約800億円)にも達するとみられている。

そんな希代のスーパースターのハートを射止めるのは誰なのか気になるところだが、当面はその分厚い胸板に抱かれる資格があるのは犬だけか? 少なくとも結婚相手の条件には「犬好き」のポイントが入っているのかもしれない。