バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

4月4日東証大引け 日経平均は反発 一時700円高、買い一巡後は伸び悩み


 
 
#国内株概況 #株式 #マーケット
2024/4/4 15:29
4日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比321円29銭(0.81%)高の3万9773円14銭だった。米長期金利の上昇一服を背景とした3日の米ハイテク株高が支えとなり、東京市場でもソフトバンクグループ(SBG)などハイテク株の一角に買いが入った。日経平均の前日までの下げ幅は3月末比で900円を超えていたため、自律反発や押し目を狙った買いも入りやすかった。上げ幅は700円を超える場面もあったが、買い一巡後は利益確定目的の売りが出て伸び悩んだ。

米サプライマネジメント協会(ISM)が3日発表した3月の非製造業(サービス業)景況感指数は市場予想を下回った。インフレ鈍化が意識されたことが米金利低下を促し、3日の米市場ではハイテク株の上昇が目立った。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は上昇して終えた。東京市場でも多くの半導体関連株は高い水準が続いたものの、株式分割考慮後の上場来高値を更新した東エレクは午後に利益確定売りが出て下げに転じた。日経平均大引けにかけて急速に上げ幅を縮小した。

東証プライム市場の値上がり銘柄数は約6割だった。伊藤忠は3日午後に発表した2025年3月期(今期)の株主還元方針が引き続き好感され、2カ月ぶりに上場来高値を更新した。市場では上場企業の株主還元強化や資本効率改善の動きが一段と広がる可能性が意識され、日本株買いに弾みが付いたとの見方があった。国内外の2400人の人員削減など構造改革を午後に発表したコニカミノルは一段高となった。

東証株価指数TOPIX)は4営業日ぶりに反発した。終値は25.49ポイント(0.94%)高の2732だった。JPXプライム150指数は4営業日ぶりに反発し、9.35ポイント(0.79%)高の1188.42で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で4兆7963億円、売買高は19億8441万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1010。値下がりは575、横ばいは67だった。

三菱UFJやディーエヌエ、東電HDが上げた。一方、ニッスイや住友ファーマ、ANAHDは下げた。