バンブーズブログ

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日経平均反発 米ハイテク株高で半導体株に買い


 
 
 
2024/4/2 9:10 (2024/4/2 9:31 更新)
2日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は反発で始まり、前日に比べ150円ほど高い3万9900円台半ばで推移している。1日の米市場でハイテク株の上昇が目立ったほか、外国為替市場の円安・ドル高の進行が支えとなっている。ただ、米国のインフレ鎮静化の遅れに伴い、米市場での利下げが遠のくとの見方は上値を抑えている。日経平均は下げに転じる場面もある。

1日にハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は前営業日比0.10%高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は1.15%高で終えた。人工知能(AI)向け高性能メモリーの需要拡大が業績に寄与するとの見方から、米半導体大手のマイクロン・テクノロジーが大幅高となった。東京市場でも値がさの東エレクなど半導体関連株に買いが波及している。

外国為替市場で円相場は1ドル=151円台後半まで下落している。前日夕に比べて円安・ドル高となっており、トヨタなど輸出関連株の支えとなっている。前日の東京市場機関投資家が含み益のある保有株を売却する「期初の益出し」が重荷になったとみられ、日経平均は節目の4万円を終値ベースで2週間ぶりに下回った。市場では「前日に急落していた銘柄を中心に、自律反発狙いの買いが入りやすい」(アイザワ証券の坂瀬勝義市場情報部長)との見方があった。

東証株価指数TOPIX)は反発している。

ファストリ日東電工豊田通商が上昇している。三菱UFJなど銀行株も高い。一方、TOTO楽天グループ、太平洋セメが下落している。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕