バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

NYダウ6日ぶり反発、336ドル高 金融株買い戻し


 

前の日
3月15日(水)
次の日
靴の日
1870(明治3)年、東京・築地入船町に日本初の西洋靴の工場が開設されたことを記念して、1932(昭和7)年、東京靴同業組合が制定。
この日が誕生日の著名人
黒島結菜
(1997 女優)
北乃きい
(1991 女優)
武豊
(1969 騎手)
この日の出来事
この日に起きた代表的な出来事を5つ紹介するよ。

1990年
(平成2年)
ソ連大統領制へ。ゴルバチョフ書記長を初代大統領に選出。
1988年
(昭和63年)
最高裁がカラオケに著作権を認める。
1977年
(昭和52年)
厚生省が保父を認める。この年36人誕生。
1972年
(昭和47年)
山陽新幹線の新大阪-岡山間が開業。
1947年
(昭和22年)
東京都が22区制に。35区を22区に整理・統合。同年8月1日、板橋区から練馬区が独立し現在の23区制に。


 
#北米
2023/3/15 5:10 (2023/3/15 7:29 更新)

【NQNニューヨーク=矢内純一】14日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発し、前日比336ドル26セント(1.1%)高の3万2155ドル40セントで終えた。シリコンバレーバンク(SVB)など米銀の破綻をきっかけに売り込まれた金融株の一角が急反発し、投資家心理の支えとなった。ダウ平均は前日までの5営業日で1600ドルあまり下げていたため、目先の戻りを見込んだ買いも入った。

ダウ平均の上げ幅は一時480ドルを超えた。金融システムを巡る不透明感が重荷となり、このところ下げがきつかった金融株が上昇した。「破綻が回避されるなら売られすぎ」とみた買いが入り、一部のヘッジファンドの銀行株買いが伝わったのも好感された。ダウ平均の構成銘柄ではないがファースト・リパブリック・バンクは27%高、ネット証券のチャールズ・シュワブは9%高となった。銀行株の株価指数、KBWナスダック銀行株指数は3%上昇した。

朝方発表の2月の消費者物価指数はエネルギー・食品を除くコア指数が前月比0.5%上昇と市場予想(0.4%上昇)を小幅に上回ったが、前年同月比では5.5%上昇と市場予想と同じだった。インフレ加速への過度な警戒が和らいだのも株買いを後押しした。

ただ、買い一巡後は上げ幅を縮める展開だった。米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは13日、米国の銀行システム全体の格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更した。米国の金融システムに対する不安感は根強く、相場の重荷となった。

顧客情報管理のセールスフォース、半導体インテル、クレジットカードのアメリカン・エキスプレスの上げが目立った。一方、バイオ製薬のアムジェンやドラッグストアのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスなどディフェンシブ株が下げた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸した。前日比239.306ポイント(2.1%)高の1万1428.149で終えた。電気自動車のテスラ、半導体のエヌビディアが上げた。追加の人員削減計画を発表した交流サイトのメタプラットフォームズは7%高で終えた。

【関連記事】・シリコンバレー銀行破綻、緊張続く米金融市場 地銀株安

・米司法省など、シリコンバレー銀行の破綻経緯を調査

・米消費者物価2月6.0%上昇 FRB、金融安定と両立難路

・米地銀株が急反発 ファンド勢の買い好感