バンブーズブログ

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ヌートバーがダルビッシュに感謝米紙で侍J合流の舞台裏を明かす「わざわざ会いに来てくれた」

 先月21日、日本代表が世界一に輝いた第5回ワールド・ベースボール・クラシックWBC)。アメリカ代表との激闘を制したサムライたちが見せた快進撃は、大いに列島を賑わせたのは記憶に新しい。
【画像】ペッパーミルフィーバーで日本をひとつに!ラーズ・ヌートバーの厳選フォトを大特集!

 侍ジャパンの史上最多3度目の世界制覇は実に14年ぶりの快挙だった。当然、道程は平たんではなく、そこに至るまでには多くのヒーローたちの活躍があったわけだが、そのなかで日本人のハートを掴んだのが、ラーズ・ヌートバー(セントルイスカーディナルス)だろう。

 史上初めて日系人プレーヤーで代表招集を受けた25歳は、全試合で「1番・センター」で先発出場を果たし、不動の“切り込み隊長”として活躍。攻守に全力で奔走する姿とグラウンド外で見せる明るいキャラクターが人気に火をつけ、巷で“たっちゃん”ブームを巻き起こした。

 日の丸を背負って闘った約3週間は「人生で最高の経験」と語ったヌートバーにとってもかけがえのないものである一方、異文化に溶け込むのは決して容易ではなかった。そんな彼がチームに馴染めるようにサポートしたのは、チーム最年長のベテラン右腕だった。

 現地4月8日に米老舗紙『New York Times』の取材に応じたヌートバーは、36歳のダルビッシュ有(サンディエゴ・パドレス)とのコミュニケーションが鍵だと考えていたという。しかし、意外にも先に連携を図ってきたのは、大ベテランの方だったという。