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ロシア領への攻撃、支援国から支持得られず ウクライナ大統領


 
配信 2023年8月28日 13:08更新 2023年8月28日 16:05
Ercin Erturk/Anadolu Agency/Getty

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は27日、ウクライナ政府がロシア領に戦争行為を移した場合、ロシアによる侵攻への戦いを支援している国々からの支持は得られないだろうと述べた。

ゼレンスキー氏は、戦闘行為をロシア領へと拡大させる時期が来たのかとの地元メディアの質問に対し、「それは大きなリスクだと思う。我々は間違いなく孤立するだろう」と答えた。


ゼレンスキー氏は、ウクライナが領土を奪還するための戦いでは同盟国との関係に決定的に助けられたと指摘。ウクライナの戦場での前進と責任は常に双務的なものであり、国際的なパートナーは、いかなる勝利にも反攻の遅れにも防衛行動にも弱点にも関与しているとの見方を示した。

 

 

 

 

 


ゼレンスキー氏はまた、政治的な手段を通じ、クリミア半島で「ロシアの非軍事化を推進すること」は可能だと考えていると明らかにした。

ここ数カ月、ロシア国内への攻撃が増加している。ロシア当局者によれば、ウクライナのドローン(無人機)や砲撃が原因で、時には民間人が負傷したり死亡したりしている。

ゼレンスキー氏が先月のドローン攻撃の後、戦争がロシアに戻りつつあると発言するなど、ウクライナ当局者はこうした事案について関与をほのめかすものの、国境を越えた攻撃について、ウクライナの功績だと明確に示すことを拒否することが多い。

これとは対照的に、ウクライナは、ロシアが実効支配するクリミア半島や周辺の黒海の標的に対する無人艇などを使った攻撃については自身の功績だとし、さらなる攻撃を行うと約束している。