バンブーズブログ

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貴景勝が逆転V 決定戦で熱海富士を下す「やるべきことやりました」

 カド番での優勝は2016年秋場所豪栄道以来9人目 4度目Vで番付の威厳を守る
9/24(日) 17:39

 

 
 
 
優勝決定戦で熱海富士(手前)を引き落としで下した貴景勝(カメラ・今成 良輔)
◆大相撲 ▽秋場所千秋楽(24日・両国国技館

 大関貴景勝(27)=常盤山=が混戦を制して4場所ぶり4度目の優勝を果たした。2016年秋場所豪栄道(現・武隈親方)以来、9人目となるカド番Vも成し遂げた。4敗での優勝は2017年秋場所横綱日馬富士以来6年ぶり。

秋場所星取表
 貴景勝が苦しみ抜いて賜杯を手にした。14日目に豊昇龍(立浪)との大関対決に敗れて4敗に後退。「負けなので、それがすべて」。悔しさを押し殺して迎えた千秋楽。同じ4敗の大栄翔(追手風)を本割で下して決定戦に進出。熱海富士との決定戦では左に変化して一瞬で勝負を決めた。14日目の黒星で失いかけたチャンスを見事にものにして番付上位、大関の威厳を示した。

 優勝インタビューで貴景勝は決定戦の一番について、「ああいう形で決まるとは思わなかった。集中してやるべきことをやりました」と語り、全休明けと苦しんだことについて「大事なところでケガをするのはまだ自分の本当の強さがそなわっていないから。ケガしない強い体作り、横綱になる資質だと思って」と綱取りを意識したコメントを残した。