とは 米中に続き日本でも導入の動き
きょうのことば
#きょうのことば #自動車・機械 #自動運転
2023/11/7 2:00
▼自動運転システム 自動車を運転する3要素である「認知」「判断」「操作」を担う。カメラやセンサー、測位衛星システム(GNSS)、高精度な3次元地図を使い車両の位置や周囲の状況を把握する。収集した位置や歩行者といった情報を人工知能(AI)やIT(情報通信)を用いて処理し、目的地に安全に着くようにブレーキやハンドルなどを操る。
技術レベルはシステムの支援状況によって5段階に分かれる。ハンドル操作などをシステムが補助する「レベル1」、運転を全てシステムに任せるのが「レベル5」だ。国内では4月に改正道路交通法が施行され、特定条件下での自動運転「レベル4」の公道走行が解禁された。9月には経済産業省も国内初の一般道における自動運転レーンの導入計画を発表した。
米国や中国に続き、日本でも自動運転システムの導入に向けた取り組みが進む。ホンダは米ゼネラル・モーターズ(GM)と合弁会社を2024年に設け、26年に東京都内で無人タクシーの運行を始める。高速バスのWILLER(ウィラー、大阪市)とティアフォー(名古屋市)も提携し、25年度までの自動運転バスの実用化を目指す。