バンブーズブログ

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「さっぽろ雪まつり」4年ぶり全面開催 

3会場に迫力の雪像や氷彫刻、外国人観光客も歓声
 
2024年2月4日 14:50
産経ニュース

北海道を代表する冬のイベント「第74回さっぽろ雪まつり」(実行委員会主催)が4日、札幌市内の3会場で開幕した。新型コロナウイルスの影響により4年ぶりの全面開催となった今回は、大通会場などに国内外から多くの観光客が集まり、大雪像と一緒に記念撮影をするなど雪と氷の祭典を楽しむ光景が広がっている。

大通8丁目会場では午前10時すぎ、陸上自衛隊第11音楽隊が「ウエルカム」という楽曲を演奏して開会式が幕開け。雪像製作に全面協力した陸自第11旅団の富崎隆志旅団長から、札幌市の秋元克広市長に対し完成目録が贈られた。秋元市長は「197万人都市の札幌を代表して皆さまを歓迎します」などとあいさつし、「市内3会場で雪まつりを楽しんでほしい」と呼び掛け。この後、実行委員会の長野実会長が開会を宣言した。

 
 

4年ぶりの全面開催で開幕した第74回さっぽろ雪まつり=4日午前、札幌・大通公園(坂本隆浩撮影)

大通会場では5基の大雪像をはじめ、人気キャラクターをあしらった中雪像や市民が制作した小雪像など123基が並び、外国人観光客らが笑顔で歓声を上げたほか、各飲食店ブースもにぎわいを見せている。神奈川県藤沢市から親子3人で観光に来ていた会社員の保科真司さん(35)は「北海道旭川出身だけど、さっぽろの雪まつりを見るのは初めて。大雪像はすごく迫力があって驚いた」と笑顔で語った。

 

ドイツ・バイエルン州ノイシュバンシュタイン城をあしらった大雪像=4日午前、札幌・大通公園(坂本隆浩撮影)

 

キャラクターをあしらった中雪像=4日午前、札幌・大通公園(坂本隆浩撮影)

すすきの会場では「アイスワールド2024」と銘打ち、氷彫刻アーティストらによる造形美あふれる氷像など約60基がずらりと並ぶ。中でも魚介類を氷の中に閉じ込めた彫刻などが関心を集めていた。