バンブーズブログ

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日経平均3日ぶり反発 終値は80円高の3万9523円


 
 
2024/4/12 9:10 (2024/4/12 15:22 更新)
 
12日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、終値は前日比80円92銭(0.21%)高の3万9523円55銭だった。前日の米ハイテク株の上昇を引き継ぎ、東京市場でも買いが優勢だった。海外短期筋とみられる株価指数先物への買いが断続的に入ったことや、外国為替市場で1ドル=153円台と円安・ドル高基調が続いたことも主力銘柄への追い風となり、上げ幅は一時300円を超えた。

11日の米株式市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は反発し、3週間ぶりに最高値を更新した。インフレ懸念がいったん後退したことを手掛かりにアップルやエヌビディアなどの上げが目立ち、東京市場でも主力の半導体関連などに買いが波及した。

買い一巡後は伸び悩む場面が多かった。チャート上の25日移動平均(前日時点で3万9707円)が上値抵抗として意識され、戻り待ちや利益確定売りが出た。日経平均への寄与度が高いファストリが下げたことも重荷となった。午後に入ると、週末を控えた持ち高調整の売りも出た。

東証株価指数TOPIX)は続伸した。終値は12.68ポイント(0.46%)高の2759.64だった。JPXプライム150指数は3日ぶりに反発し、5.99ポイント(0.51%)高の1191.02で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で4兆5786億円、売買高は16億3518万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は931と全体の6割弱を占めた。値下がりは664、横ばいは57だった。

東エレクやレーザーテクが買われた。前日に長期経営方針を示した三井不など不動産株の上昇も目立った。一方、セブン&アイやニトリHDなど小売関連の一角が下げた。トヨタも安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕