バンブーズブログ

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東証大引け 日経平均は反発 米ダウ平均最高値で

、景気敏感株に買い
 
 
#国内株概況 #株式 #マーケット
2024/3/30 2:00
29日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比201円37銭(0.50%)高の4万0369円44銭だった。前日に米株式市場でダウ工業株30種平均が史上最高値を更新した流れを受けて東京市場でも投資家のリスク許容度が高まり、不動産や建設、非鉄金属など景気敏感株を中心に幅広く買いが入った。

29日は2023年4月〜24年3月(23年度)の最終営業日だった。日経平均は年度ベースで1万2327円96銭(44%)上昇。東証株価指数TOPIX)は38%上昇した。

日経平均大引け間際に一段高となる場面があった。29日は米国や欧州の主要市場が休場となるため、海外投機筋による仕掛け的な売買が日本株に集中したとの指摘があった。「株価指数先物のショートカバー(買い戻し)も巻き込んで日経平均を押し上げたようだ」(外資系運用会社)という。

29日は米連邦準備理事会(FRB)が重視する2月の米個人所得・個人消費支出(PCE)が発表されるとあって、内容を見極めたいとの声は多かった。持ち高調整の売りが相場全体の上値を抑える場面も目立った。

TOPIXは反発した。終値は17.81ポイント(0.65%)高の2768.62だった。JPXプライム150指数は反発し、4.33ポイント(0.36%)高の1201.28で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で5兆890億円、売買高は17億5159万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1367。値下がりは253、横ばいは32だった。

小糸製がストップ高まで上昇した。三菱重、東建物が高い。野村マイクロ、コクサイエレが買われた。一方、郵船が下げた。レーザーテク、テルモが売られた。ニデックの下げも目立った。