バンブーズブログ

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【2024年5月23日株レポート】

「エヌビディア効果で半導体株が急伸、強含みの展開
に!」
23日の国内株式市場で日経平均株価は大幅反発し、前営業日比486円12 銭高の3万9,103円22銭で取引を終えました。
本日の《国内株式市場》 は、前日の米国株式市場の取引終了後にエヌビディアが決算を発表。市 場予想を上回る好内容が評価され、時間外取引で同社株は一時7%高と 急伸しました。
この『エヌビディア効果』
で、国内株式市場では半導体関連株が軒並み高となりました。日経平均 株価は朝高後には一時上昇幅を縮小する場面もありましたが、売り一巡 後は買い直されました。米株価指数先物の上昇も好感され、後場に入り 上昇幅は拡大し、日経平均株価は3営業日ぶりに3万9,000円台に乗せま した。
【業種別】
では電気機器、機械、繊維製品、保険業、精密機器などが上昇した一
方、石油・石炭製品、鉱業、非鉄金属、不動産業、その他製品などが下
落しました。
【個別銘柄】
では、↗ 【6920】レーザーテック、【6146】ディスコ、【6857】アド バンテストなど半導体製造装置関連が買われましたが、【8035】東京エ
レクトロン、【3436】SUMCOは買い一巡後は上値が重くなりまし た。また、【6758】ソニーグループや、【6981】村田製作所が堅調で、 【7011】三菱重工業も買われました。

半面、⬇ 【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループや、【8031】 三井物産が値を下げました。そのほか、足元上昇していた【5713】住友
金属鉱山など非鉄関連銘柄の一角が下落。【3289】東急不動産ホール ディングスなど不動産株が売られました。
【チャート分析】
23日の日経平均株価・日足は「中陽線」となりました。米国株は3指数 がそろって下落しましたが、引け後に出てきたエヌビディアの決算は、
市場予想を上回る好内容で時間外で大きく上昇しています。今週はエヌ ビディアの決算が大きな注目材料であっただけに、日本株でも特に半導 体関連株において買いが優勢になると予想されます。 日経平均株価の予想レンジは3万8,550円-3万9,100円と予想します。
プライム市場の売買高は15億6,422万株、売買金額は概算で4兆4,084億円 でした。
23日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は3営業日続落 しました。終値は前営業日比9.18ポイント安の615.48でした。連日で年 初来安値を更新し、2022年6月以来1年11ヶ月ぶりの安値をつけました。 米エヌビディアの好決算を手掛かりに東証プライム市場の半導体関連銘 柄に資金が向かい、新興株は売られました。市場では米長期金利が高止 まりするとの想定から、PER(株価収益率)の高いグロース(成長)株の多い 新興株市場では相対的な割高感を意識した売りが出やすかったとの見方 もありました。
【グロース市場】 では【4425】Kudanや【4478】フリーは下落しました。一方、
【7063】Birdmanや【6255】エヌ・ピー・シーが上昇しました