バンブーズブログ

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日経平均続落 日銀会合の結果待ちで様子見


 
 
 
2024/6/14 9:14 (2024/6/14 9:33 更新)
14日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落で始まり、前日に比べ50円ほど安い3万8600円台後半で推移している。日銀はきょう14日まで金融政策決定会合を開き、昼ごろに結果を発表するとみられる。結果発表を前に投資家の様子見姿勢は強く、持ち高調整の売りが優勢となっている。前日の米株式市場でのダウ工業株30種平均の下落や外国為替市場での円高・ドル安の進行も一定の重荷になっている。

日銀は今回の決定会合で追加利上げを見送り、国債買い入れの減額方針を決めるとみられている。だが、市場では具体的な減額の規模やペースを巡る見方が定まっておらず、日銀の発表内容を見極めたい投資家は多い。内容次第で株式相場が乱高下する可能性もあり、積極的な買いは手控えられている。

もっとも前日の米市場でハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数や多くの機関投資家が運用指標にするS&P500種株価指数は連日で過去最高値を更新した。米ハイテク株高が波及し、きょうの東京市場でもアドテストや東エレク、ソフトバンクグループ(SBG)などハイテク関連株の一角には買いが入っており、日経平均は朝安後に上昇に転じる場面もある。

14日に算出された株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)値は、QUICK試算で3万8535円35銭だった。日経平均の前日終値に比べ185円12銭(0.47%)安い。

東証株価指数TOPIX)は続落している。

ファストリKDDIなど値がさ株の一角が安い。ファナックソニーGが下落した。トヨタやホンダ、スズキなど自動車株の売りも目立つ。一方、ダイキンが高い。住友不や菱地所が上昇した。川崎汽や商船三井が買われた。