バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

【2024年7月3日株レポート】

■本日の株式相場状況
「米株高と円安を追い風に上昇加速!」
3日の《国内株式市場》 で日経平均株価は4営業日続伸し、前営業日比506円07銭高の4万 0,580円76銭で取引を終えました。
本日の国内株式市場は前日の米株高を受けリスク選好ムードが一段 と強まり、日経平均株価は続急伸。取引終盤に4万700円近くま
で駆け上がる場面がありました。大引けも500円あまりの上昇をみ せ4万500円台で着地、直近4営業日で1,200円以上も水準を切り上げ ています。前日の米国株式市場では米長期金利の低下を背景にハイ テク株中心に買いが続き、ナスダック総合株価指数が最高値を連日 更新したほか、S&P500指数も最高値をつけました。また、 《外国為替市場》 では円売りの動きが強まり、1ドル=161円台後半の円安となりまし た。米株高と円安を背景に海外投資家の買いがハイテクセクターに 流入し、全体相場を押し上げる格好に。今週末に6月の米雇用統計 発表を控え、前場は持ち高調整の売りで伸び悩む場面もありました が、後場に入ると買い直される展開に。TOPIXの方はやや動きが 鈍く最高値更新とはなりませんでした。
【業種別】
では、機械、海運業、その他金融業、化学、電気機器などが上昇し
た一方、石油・石炭製品、ゴム製品、鉱業、保険業、銀行業などが
下落しました。
【個別銘柄】

では、売買代金トップとなった【7011】三菱重工業が8連騰で連日 の上場来高値。【6146】ディスコも商いを膨らませ大幅高、 【6861】キーエンスが上値を伸ばしました。また、【6976】太陽 誘電や【6981】村田製作所などアップル関連の上げが目立ちまし た。【3498】霞ヶ関キャピタルはストップ高となり、【5480】日 本冶金工業が急騰しました。 半面、【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループ、【7203】ト ヨタ自動車が冴えず、【6501】日立製作所も売りに押されました。 また、【9613】NTTデータグループはランサムウェア被害が伝 わったことで下落。【6986】双葉電子工業なども下値を試す展開 になりました。
【チャート分析】
3日の日経平均株価・日足は「中陽線」となりました。日経平均株 価が4万円台を回復した後も堅調な動きを続けていることから、株 価指数先物に一段高を見込んだ海外投資家からの買いが強まりまし た。上げ幅は後場に600円を超える場面があり、3月22日に付けた最 高値を視野に入れる展開となりました。株価チャートでは膠着感を 強めた「鍋底」を抜け出して上昇に弾みがついています。
プライム市場の売買高は16億9,035万株、売買金額は概算で4兆3,443 億円でした。
3日新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は4営業日ぶ りに反発しました。終値は前営業日比6.99ポイント高の653.03でし た。米利下げが改めて意識されたのを背景に、PBR(株価純資産倍 率)が高い東証グロース市場の銘柄に買いが集まりました。市場で は「このところ下落が続いていたため、目先の戻りを見込んだ買い が入った」との見方もありました。

【グロース市場】 では【4592】サンバイオや【9214】Recovery Inte
rnationalは下落しました。一方、【190A】Chord ia Therapeuticsや【206A】PRISM Bio Labは上昇しまし