バンブーズブログ

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【2024年6月28日株レポート】

■本日の株式相場状況
「銀行株などが買われたものの、後場は買い一巡後は伸び
悩む!」
28日の国内株式市場で日経平均株価は反発し、前営業日比241円54銭高 の3万9,583円08銭で取引を終えました。
《前日の米国株式市場》 では、NYダウとナスダック指数は上昇しました。これを受け、
《国内株式市場》 も買いが先行する展開となり、日経平均株価は午前10時50分過ぎには一 時400円を超える上昇となりました。TOPIXは一時、年初来高値を上回 る場面がありました。しかし、後場にかけて上昇幅は縮小しました。四 半期末ということもあり、持ち高調整の動きも強まったほか、今晩の米 5月個人消費支出(PCE)デフレーター発表を前に積極的な売買は控えられ た様子も窺えました。大手銀行や生損保、証券など金融株が値を上げ、 半導体関連株も反発しました。
為替相場》 では一時1ドル=161円20銭台へ円安が進行しました。11月の米大統領選 に向けた第1回のテレビ討論会は「トランプ氏が勝利」との見方が一層 強まりました。
【個別銘柄】 では、【8306】三菱UFJフィナンシャル・グループや【8316】三井住 友フィナンシャルグループ、【8411】みずほフィナンシャルグループが 高く、【8766】東京海上ホールディングスや【8725】MS&ADイン シュアランスグループホールディングス、【8604】野村ホールディング スが値を上げました。

半面、【6501】日立製作所が安く、【9501】東京電力ホールディング スや【4755】楽天グループ、【4911】資生堂軟調。【6594】ニデッ クや【7974】任天堂、【6701】NECが安い。【9468】KADOKA WAが急落しました。
【チャート分析】
28日の日経平均株価・日足は「中陽線」となりました。後場は週末を前 に利益確定売りに押されて上げ幅を縮めました。前場で大きな貯金を 作ったことから3桁高の状態はキープし、3万9,500円を割り込んだとこ ろでは盛り返しました。場中に上げた分は消失し、寄り付き近辺で取引 を終了。TOPIXは3月につけた年初来高値を上回る場面がありました。 新興銘柄は弱く、グロース250指数は下落しました。
プライム市場の売買高は17億1,853万株、売買金額は概算で4兆2,833億円 でした。
28日の新興企業向け株式市場で東証グロース市場250指数は5営業日ぶり に反落しました。終値は前営業日比7.06ポイント安の661.24でした。朝
方は米株高などで投資家心理が改善して上昇する場面があったものの、 このところグロース250指数の上昇が続いていたなかで、新興銘柄に利
益確定の売りを出す動きが目立ちました。
【グロース市場】 では、【9164】トライトが上昇しました。半面、【4425】Kuda n、【6027】弁護士ドットコムは下落しました。