夫の不倫ですでに家庭内別居状態
配信 2024年7月18日 07:15更新 2024年7月18日 20:01
NEWSポストセブン
演説中に銃撃されながらも、一切怯まなかったドナルド・トランプ前大統領(78才)の姿がアメリカ人の心を掴んでいる。ヒーロー視された夫の姿は、メラニア夫人の目にどう映ったのか。トランプ支持者の結束が急速に強まる選挙戦の裏で、夫婦に吹くすきま風が強さを増していた。
「夫ドナルドを襲った凶弾を見たとき、私の人生と息子バロンの人生が、壊滅的な変化の瀬戸際にあることを悟りました」
ドナルド・トランプ前大統領の妻・メラニア夫人(54才)が7月14日(現地時間・以下同)、前日に発生したトランプ氏の銃撃事件を受けて声明を発表。
「これまで、いいときも悪いときも一緒に過ごしてきたドナルドは、寛大で思いやり深い人です」とも記した。だがこの声明が“良好な夫婦の愛”とは言えないかもしれない。なぜならこの数年、メラニア夫人は大いなる葛藤のなかにいたのだから──。
7月13日の午後6時15分頃、トランプ氏は米東部ペンシルベニア州バトラーでの選挙演説中に狙撃された。放たれた銃弾は右耳の上部を貫通して出血したが、トランプ氏はこの非常事態にも怯まず、拳を突き上げて「Fight!(戦おう!)」と3度繰り返した。その姿に聴衆の悲鳴は一転、「USA、USA」の大合唱に変わった。
警察当局によると、銃撃犯はペンシルベニア州在住の白人男性、トーマス・マシュー・クルックス(20才)。高校時代に数学と科学で表彰されたほど優秀な生徒だったが、いじめられていたとの同級生の証言もある。
「彼は地元の射撃クラブの会員で、狙撃に使用した銃は彼の父親が購入したものでした。犯行時、クルックスは銃や爆発物に関する人気YouTubeチャンネルのロゴが入ったTシャツを着用していました」(地元紙記者)
米大統領選まで4か月を切った状況での銃撃事件により、選挙へのさまざまな影響が取り沙汰されている。
「アメリカ国内では、トランプ氏を“強いリーダー”“神の庇護にある”としてヒーロー扱いや神聖化する動きが加速しています。銃撃後には、拳を掲げて“Fight!”と叫ぶトランプ氏の姿をプリントしたTシャツやスマホケースが作製されました。高齢が不安視されるバイデン大統領が失速するなか、銃撃事件を反動にしてトランプ氏が大統領に返り咲く可能性が高まったと言えます」(選挙関係者)