バンブーズブログ

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アルコールで脳が萎縮する? 認知症専門医が教える お酒の飲み方、選び方

 

現代人の脳には“毒”が溜まっている!
無意識に溜まった脳の“毒”を出して
脳がみるみる若返る食事法を紹介する

脳の若返りと認知症治療の専門医・白澤卓二医師が提案する衝撃の最新刊は、現代人の脳に溜まった毒を出し、脳の機能を上げる食事法を紹介している。

現在、認知症患者数は増加の一途。その発症を避けるには、40代からの脳のケアが大切だと著者はいう。本書では世界最新の医学で明らかになった認知症予防・改善策と、その研究からわかった脳のパフォーマンスを上げるために必要な食事を提案する。

 

Photo: Adobe Stock

お酒は赤ワインを2杯

お酒の飲みすぎも脳の毒となります。私がおすすめするのは1日にグラス2杯までの赤ワイン。有機栽培のぶどうで作られた、亜硫酸塩を添加していないワインを選ぶとよいでしょう。原料となる赤ぶどうには、アントシアニンレスベラトロールといった抗酸化物質が豊富です。中でもカベルネ・ソーヴィニヨンというぶどうで作られた赤ワインは濃い紫色が特徴で、色素が多く含まれているので抗酸化力も最強です。赤ワインが苦手なら白ワインやロゼ、発泡ワインでもかまいません。ウォッカやビールにはグルテンが含まれていますから避けたほうが無難です。また、糖質が脳の毒になる側面からすると、ビールや日本酒、紹興酒、梅酒なども避けるべきです。糖質を含まないのは焼酎やウイスキー、ジンなどの蒸留酒。ただし、蒸留酒はアルコール度数が高いので、水やソーダで割って飲みすぎないようにしてください。

本原稿は、白澤卓二著『脳の毒を出す食事』からの抜粋です。この本では、認知症など脳の機能不全の原因となる、現代人の脳に溜まった“毒”を出して究極の健康体になる食事法の提案と、実生活で使える7日間実践レシピを掲載しています。脳と体を健康にし、本当の意味での健康長寿を目指してみませんか?(次回へ続く)