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藤井六冠、最年少七冠に好発進 将棋の名人戦7番勝負


 
 
#囲碁・将棋
2023/4/6 20:47 (2023/4/6 21:52 更新)
将棋の第81期名人戦7番勝負第1局を制し、対局を振り返る藤井六冠(6日夜、東京都文京区)=共同
将棋の第81期名人戦7番勝負第1局は5、6の両日、東京都文京区で指され、挑戦者で後手の藤井聡太六冠(20)=竜王・王位・叡王棋王・王将・棋聖=が110手で渡辺明名人(38)を破って先勝し、最年少七冠に向けて好スタートを切った。

藤井六冠が名人を奪取すれば、羽生善治九段(52)以来2人目の7タイトル保持となる。渡辺名人は4連覇が懸かる。第2局は27、28日に静岡市で行われる。

藤井六冠㊨と渡辺明名人(6日夜、東京都文京区)=共同
対局は一手一手が難しい力戦模様となり、互いに長考する場面が目立った。終盤は攻め合いになったが、藤井六冠の的確な攻守で長い戦いを制した。藤井六冠は「自玉が寄りづらい形になったので、行けそうかなと思った」。渡辺名人は「一手遅れていて苦しめだった」と話した。

藤井六冠は2022年度、保持する五冠を全て防衛し、新たに棋王を獲得。23年度、名人戦7番勝負が最初のタイトル戦となった。

名人戦7番勝負は2日制で、持ち時間各9時間。先に4勝した方が名人を獲得する。〔共同〕