インタビューに答えるウォーレン・バフェット氏（11日午前、東京都千代田区）
米著名投資家のウォーレン・バフェット氏は11日、都内で日本経済新聞の単独インタビューに応じ、「追加投資を検討したい」と日本株に強気な見方を強調しました。世界の市場関係者に言動が注目されており、海外マネーの日本株投資に影響する可能性があります。
バフェット氏会見詳報 商社から協業提案「歓迎したい」
インタビューに答えるウォーレン・バフェット氏（11日午前、東京都千代田区）
バフェット氏は単独インタビューで投資先である三菱商事など日本の5大総合商社から事業面で協業の提案があれば「歓迎したい」と述べました。
バフェット氏、商社保有7.4%に 「金融不安は買い好機」
単独インタビューではすでに保有する5大商社株の保有比率はすべて7.4%（金庫株を除くベース）に高め、米国株以外では最大の投資になったことも明らかにしました。バフェット氏は「重要なのは良いビジネス、適切な価格、良い経営への投資だ」と、企業の本質を見抜くことの重要性を強調しました。
