バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

木村隆二容疑者とは

「母想いの青年はコロナで変わった…」首相襲撃の“爆弾男”木村隆二容疑者(24)がギターとガーデニングの日々で謀った“暗殺へのカウントダウン”「将来の夢は発明家とパティシエ」
「文春オンライン」特集班
 
「筒のようなものがボンと大きな音を立てて…」岸田文雄首相(65)を狙った爆発事件、目撃者が見た“爆弾男”の実体と“もう1本の筒”から続く

 まだ記憶に新しい昨年7月に起きた安倍晋三元首相が演説中に凶弾に倒れた事件。それに続く、悪夢が再び現実のものとなる寸前だった――。4月15日、和歌山市雑賀崎の漁港の特設会場で、岸田文雄首相(65)が応援演説をする直前、発煙筒のような物体が聴衆の中から投げ込まれた。

【卒アル入手】「将来の夢は発明家かパティシエ」小学生時代の木村容疑者の明るい笑顔

確保された木村容疑者 ©️共同通信社

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 その後、少しして大きな爆発音がし、場は騒然となったが、幸いにも岸田首相にけがはなく、犯人の男もその場にいた5人ほどのSPに一瞬で取り押さえられた。

地元の市議が開いた市政報告会に参加し、熱心に質問
 威力業務妨害の疑いで現行犯逮捕されたのは、兵庫県川西市の職業不詳、木村隆二容疑者(24)だ。社会部記者が解説する。

「木村容疑者は逮捕後、黙秘を続けているようです。ただ、昨年9月には自民党系の川西市議が開いた市政報告会に参加し、『川西市議の報酬は良いですか?』と熱心に質問するなど、政治に関心を持っていたのは確かなようです。事件を引き起こした動機や、爆発物の詳細についての解明はこれからです」

 近隣住民らによると、木村容疑者は川西市内のマンションで育った。そして2008年に、そこから1キロ離れた現在暮らしている一戸建てに父、母、兄、姉と共に移り住んできた。自宅は区画整備がしっかりとなされたニュータウンに位置し、ガレージと庭付きの小ぎれいな一軒家だ。一見するとテロ事件を起こす容疑者が暮らす自宅とは到底イメージが結びつかない。

将来の夢はパティシエか発明家
 木村容疑者は小中高と地元の学校を卒業したというが、学生時代の印象はどうだったのか。小学生時代に同じマンションで暮らしていたという元同級生の男性は、木村容疑者の印象についてこう振り返る。

「すごい明るいヤツでした。小学校の休み時間にボール遊びや鬼ごっこをする時も、いつも同級生たちの輪の真ん中にいるような子供でした。同性からは人気者でしたし、女の子からもモテたんじゃないかな。