アフリカ北東部・スーダンで、市街地に響き渡る発砲音。
画面の奥では、攻撃を受けた戦車から白煙が上がり、ついに激しく炎上した。
「いつ誰が攻撃の犠牲になるかわからない状況が、首都の真ん中で起きている」と話すのは、2017年からスーダンに住み、医療支援のためのNPO(民間非営利団体)で働く、岩吹綾子さん。
スーダン在住・岩吹綾子さん「15日の土曜日の朝、戦闘が始まって、1歩も外に出ないという暮らしをしています」
近くで頻繁に攻撃音が聞こえる状況が続くため、自宅から出られず、備蓄した食料などで生活を続けている。
スーダン在住・岩吹さん「基本的には、長期保存できる、パスタ、お米、粉ミルクや缶詰。シンクの近くにも、小さいペットボトルに水をためて備えている」