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森本麻里子が女子三段跳びで24年ぶりに日本新14メートル16「素直にうれしい」…陸上日本選手権


配信 2023年6月3日 15:31更新 2023年6月3日 18:12
スポーツ報知

◆陸上 ▽日本選手権 第3日(3日、大阪・ヤンマースタジアム長居

 女子三段跳びで森本麻里子(内田建設AC)が、14メートル16(追い風0・7メートル)の日本新を更新。1999年10月に花岡麻帆が記録した14メートル04を、実に24年ぶりに更新。女子の五輪系種目では最も古かった日本記録を塗り替え、5年連続5度目の優勝を飾った。

 手応えはあったが、それ以上の結果に森本自身が驚いた。5回目の試技でビッグジャンプを決めたが「自分が思っていたより歓声でいい記録なのかなと思っていましたが…。記録が出て本当にうれしい。地元(大阪)で決められて感謝の気持ちでいっぱいです」と満面の笑みを見せた。

 


 2017年から2シーズンはボブスレーの日本代表を経験。その縁からドイツ人コーチから指導を受け、成長につなげた。「基礎体力を始め、しっかり筋力を上げて来れている。今回もスピードに技術がかみ合えばいけると思っていたけど、結果につながってうれしい」と振り返った。

 目標は今夏のブダペスト世界選手権。参加標準は14メートル52だが、世界ランク上位で選出される可能性を残している。「今季の一番大きな目標に世界陸上を立てている。7月のアジア選手権でもしっかり優勝して(世界陸上を)目指して行きたい」と決意を新たにしていた。