バンブーズブログ

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1分で読める海外市場(3日)NYダウ続伸 金融大手がけん引


 
 
#Market Morning Briefing #コラム #マーケット
2023/7/4 7:12
 
株式

3日の米株式市場でダウ工業株30種平均は小幅に3日続伸し、前週末比10ドル87セント(0.03%)高の3万4418ドル47セントで終えた。昨年12月上旬以来、約7カ月ぶり高値だった。増配を発表した金融のゴールドマン・サックスJPモルガン・チェースなどが上昇し、ダウ平均を支えた。

債券

3日のニューヨーク債券市場で長期債相場は下落した。長期金利の指標となる表面利率3.375%の10年物国債利回りは前週末比0.01%高い(価格は安い)3.85%で終えた。午前発表の6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が市場予想を下回った。米景気の先行きへの懸念が広がり、買いが先行したが、独立記念日の祝日を前に持ち高調整を目的とした売りが次第に優勢となった。

為替

3日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前週末比40銭円安・ドル高の1ドル=144円65〜75銭で取引を終えた。大規模な金融緩和を続ける日本と利上げ継続観測が根強い米国の金融政策の方向性の違いを意識した円売り・ドル買いが優勢だった。

商品

3日のニューヨーク・マーカンタイル取引所NYMEX)で原油先物相場は4営業日ぶり反落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の8月物は前週末比0.85ドル(1.2%)安の1バレル69.79ドルで取引を終えた。米景気の先行き懸念から、原油先物相場は売りが優勢となった。

ワンポイント

サウジアラビアは3日、7月に始めた日量100万バレルの原油の自主減産を8月も続けると表明しました。ロシアも同日、8月に50万バレル減産すると発表。原油価格を下支えする姿勢を改めて示しました。需給引き締まり観測から買いが先行しましたが、続きませんでした。米景気の先行き懸念の強さを改めて確認することになりました。