◆米大リーグ ブルージェイズ―エンゼルス(28日・トロント=ロジャーズ・センター)
エンゼルス・大谷翔平投手(29)が28日(日本時間29日)、敵地・ブルージェイズ戦に「2番・指名打者」でスタメン出場し、初回1死走者なしの1打席目に、2試合、3打席連続本塁打となる39号を放った。
ブルージェイズ先発は、右腕のガウスマン。試合前の時点で今季リーグ最多162三振を奪っており、大谷はこれまで6打数無安打だった。だが、いきなり初球の直球を捉えると、103・5マイル(約166・6キロ)、飛距離397フィート(約121メートル)に一発を右翼席にたたき込んだ。前の試合から3試合連続本塁打。自身初だ。
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超人の偉業は止まらない。前日27日(同28日)の敵地・タイガース戦はダブルヘッダーに2試合連続でスタメン出場。1試合目は先発登板するとメジャー初完投となる1安打無失点で8奪三振で完封勝利。打では5打数無安打だったが、111球の熱投で9勝目をつかんだ。45分後に開始した第2試合は、2打席目から2打席連続で本塁打。2発目を放った際にけいれんで左腰、脇腹付近を気にするしぐさを見せて途中交代したが、2試合連続弾で不安を一蹴した。
圧巻の2戦3発で本塁打キング独走の39号。ア・リーグ2位のホワイトソックス・ロベルトの28本に11本差をつけて1人旅を続けている。チーム104試合目での39号は、シーズン162試合に換算すると、60・8発ペース。2年ぶり2度目の40本塁打に王手をかけた。自己最多46本(21年)へもあと7本と迫っているだけでなく、日本人選手がいまだ到達したことのない50本塁打、60本塁打も視野に入ってきている。60本塁打となれば、過去に6人(9度)しか達成してない大台となる。
【大谷の本塁打数】
▽日本ハム
13年 3本
14年 10本
15年 5本
16年 22本
17年 8本
18年 22本
19年 18本
20年 7本
21年 46本
22年 34本
23年 39