バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

7月第5週日経平均振り返り&来週の見通し

7月第5週振り返り】

728日金曜》

本日、《日銀》は金融政策決定会合長短金利操作(イールドカーブ・コントロールYCC)の運用柔軟化を決定しました。長期金利の上限は0.5%程度をメドに一定の上昇を容認することを明らかにしました。

【個別銘柄】では、【7203トヨタ自動車や【6758ソニーグループが安く、6857アドバンテストや【4063信越化学工業軟調な展開。他にも、【6645オムロンや【9697カプコンが急落しました。半面、今回の施策が実質的な政策修正と受け止められたことから、8306】三菱UFJフィナンシャル・グループなどのメガバンクは上昇し、8035東京エレクトロンは値を上げました。1605】INPEXは堅調な動きとなり、9101日本郵船も買いが優勢となりました。

727日木曜》

本日の国内株式市場

NYダウが過去最長記録と並ぶ13連騰を記録しました。

主力株中心に広範囲に買いが優勢となりました。日経平均株価は寄り後早々に160円強下げる場面もありましたが、売り一巡後は立ち直り、前引けはプラス圏で着地、後場は一段高に買われました。

【個別銘柄】

では、8035東京エレクトロンが堅調、6146】ディスコも大きく上値を追いました。9984ソフトバンクグループが買い優勢だったほか、9697カプコンが商いを膨らませ値上がり率トップに買われました。9107川崎汽船など海運株も高値をつけました。6315】TOWA、【9533東邦ガス、【5481山陽特殊製鋼、【4205日本ゼオンが大幅高となりました。

726日水曜》

《本日の国内株式市場》

朝方に日経平均株価が小高く始まった後は、先物主導で下値を探る展開を強いられました。しかし、その後は押し目買いで下げ渋り、後場はプラス圏に再浮上する場面もありました。

【個別銘柄】

では、6920】レーザーテックが高かったほか、6526】ソシオネクスも売り物をこなし上昇。8035東京エレクトロンなどの半導体関連の主力株が強さを見せました。他にも、4344ソースネクストが値上がり率トップとなり、【4348インフォコムも上げが目立ちました。

725日火曜日》

本日は、値上がり銘柄が6割近くと多かったものの、売り圧力が顕在化し下値模索の展開となりました。前日の米国株式市場ではNYダウが11営業日続伸と記録的な連騰。外国為替市場でも円安方向に振れたことで、国内株式市場でも株高の条件は揃い、寄り付きは一桁の上昇でスタートしました。

【個別銘柄】

では、上方修正と増配を発表した6920】レーザーテックが上昇。半導体株に対する過度な警戒が和らぎ、6526】ソシオネクス6.3%高と急伸しました。1Q決算速報値で好内容が確認できた8511日本証券金融5%を超える上昇となりました。原油高を受けて1605】INPEXが買いを集めたほか、5726大阪チタニウムテクノロジーズと【5727】東邦チタニウムのチタン2社が大幅高となるなど、市況関連の一角に強い動きが見られました。

 

 

724日月曜》

日経平均株価3営業日ぶりに大幅反発 

し、前週末比39669銭高の32,70094銭で終えました。 本日は、リスクオンの流れが鮮明でした。21日の米国株は小動 

きだったものの、直近の植田日銀総裁の発言から、今週末の金 融政策決定会合で緩和政策の現状維持が濃厚との観測が広がり ました。日米金利差を意識してドル・円相場は急速に円安方向 に振れ、これが株式市場で輸出株中心に追い風となり、寄り付 きから300円を超える上昇となりました 

【個別銘柄】 では、決算が好感された5423】東京製鐵ストップ高を受けて、5401】日本製鉄や【5411JFEホールディングスが大 幅上昇。円安進行を受けて7201日産自動車など自動車株が 軒並み高となりました。自己株取得を発表した6289】技研製 

作所も大幅に上昇しました 

 

 

731日以降)来週の見通し

 

来週の日経平均株価は堅調な動きになりそうです。8月相場に突入しますが、国内では決算発表が目白押しです。今週、中央銀行イベントを一通り消化したことで、個別物色に全力投球といった地合いが想定されます。中でも、メガバンク、大手商社株などの決算が注目されます。また、米国では、日本の個別企業を刺激しやすい企業の決算が出てくる予定でもあります。金曜が米雇用統計の発表日で、米国株は週後半にかけて模様眺めムードが強まると思われます。ただ雇用統計が強ければドル高・円安が期待でき、弱ければ長期金利の低下が期待できます。日本株は悪材料には耐性を示し、好材料には強く反応することで、全体では水準を切り上げると予想します。