#ヨーロッパ #国際 #ウクライナ侵攻
2023/8/25 2:37 (2023/8/25 5:27 更新)
米当局は小型機の墜落は爆発物が原因の可能性があるとみているという=AP
【ワシントン=中村亮】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは24日、米政府の分析としてロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏が搭乗していたとみられる小型機が暗殺計画の一環で墜落したと報じた。原因を詳細に調べている。
米国防総省のライダー報道官は24日の記者会見で「初期段階の分析としてプリゴジン氏は殺害された可能性が高い」と語った。暗殺との見方にはコメントを控えた。
小型機墜落の原因に関して地対空ミサイルによる撃墜ではないとの見方を示した。「さまざまな要因」を分析していると語り、墜落をめぐる情報収集の詳細には触れなかった。
ウォール・ストリート・ジャーナルによると、米政府は小型機で爆弾が爆発したり、別の破壊活動があったりした可能性があるとみているという。
バイデン米大統領は23日、記者団に対して小型機の墜落に関し「驚きはない」と話した。
ロシアのプーチン大統領の関与を問われ「背後にプーチンがいないとロシアでは多くのことが起きない」と答えた。プーチン氏が墜落にからんでいる可能性を否定できないとしていた。
