バンブーズブログ

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分散型電源とは[きようのことば]

 IoT活用、再生エネの電力損失防ぐ
 《明日からの経済用語になるために大切な覚えておきたい》
きょうのことば
2023/10/12 2:00
 
脱炭素時代ではEVが需給安定に重要な役目を果たす
▼分散型電源 企業の自家発電機や電気自動車(EV)、太陽光発電所など電気を使う消費地の近くで稼働する電源の総称を指す。変動の大きい再生可能エネルギーの普及で、需給バランスの安定が難しくなっている。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」を活用し小規模電源を束ねて遠隔で制御することで、電力の安定供給につなげる。

政府は分散型電源で、EVを重要な電力インフラと位置付けている。所有するEVを蓄電池として活用し、電力が余っている時はEVにため、逼迫している時は送電網を通して電力を供給することができる。普及が見込めるEVと電力システムを統合させることは、再生エネの主力電源化に欠かせないとみている。