バンブーズブログ

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◇パリ五輪日本代表選考会 マラソングランドチャンピオンシップ決定‼️

(15日、東京・国立競技場発着=42・195キロ)

 7月のゴールドコーストラソンで優勝していた小山直城(ホンダ)が38・2キロ付近でスパートを仕掛け、優勝。初のパリ五輪内定を勝ち取った。2位には赤崎暁(九電工)が入った。3位は5秒差で大迫傑(ナイキ)、川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)は4位だった。

 冷たい雨が降る中、男子は号砲直後から2018年ボストンマラソン優勝の川内優輝が独走状態。国立競技場を出た直後から集団を離し始めると、30キロ地点では後続との差を34秒に広げた。だが、29キロ手前で大迫傑(ナイキ)が2位集団を引っ張る展開になると、徐々に差を詰めて、35キロを過ぎた地点で堀尾謙介(九電工)ら6選手が吸収。残り5キロを切った上り坂から激しい争いを繰り広げた。


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 なお、レースでは日本記録保持者の鈴木健吾(富士通)が5キロ過ぎから遅れ始め、11・9キロ時点でレースを棄権。ブダペスト世界陸上代表・其田健也(JR東日本)も途中でレースを止めた。28キロ手前には2時間6分台の記録をもつ細谷恭平(黒崎播磨)が転倒。立ち上がれずに棄権するアクシデントも発生するなど、厳しいレースとなった。

 ◆小山 直城(こやま・なおき)1996年5月12日、埼玉生まれ。ホンダ所属。27歳。松山高3年時に全国都道府県駅伝4区で区間賞を獲得し優勝に貢献。東農大2年時に関東学生連合で箱根駅伝4区区間10位。マラソンは22年東京で初めて走り2時間8分59秒を記録。今年の東京で2時間8分12秒をマークしMGC出場権を獲得。自己ベストは同年7月のゴールドコースト(オーストラリア)で記録した2時間7分40秒。

 ◆赤崎 暁(あかさき・あきら)1998年1月21日、熊本・大津町生まれ。九電工所属。25歳。中学1年から陸上を始める。開新高3年時に全国都道府県駅伝4区10位。2016年、拓大に入学し箱根駅伝は4年連続出場。初マラソンは22年2月の別府大分で2時間9分17秒。自己ベストは同年12月の福岡国際で記録した2時間9分1秒。

 ◆パリ五輪マラソン代表決定方法 男女各3枠。15日のMGCで男女の上位各2人を決め、3人目は24年3月まで実施される最終選考会(ファイナルチャレンジ)で選出。同選考会で設定記録(男子2時間5分50秒、女子2時間21分41秒)を突破した選手が不在の場合はMGC3位が五輪切符。