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2023/12/9 22:31 (2023/12/9 23:13 更新)
フィギュアスケートのグランプリファイナル女子で優勝し、日の丸を掲げる坂本花織(左)と3位の吉田陽菜(9日、北京)=共同
【北京=共同】フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル最終日は9日、北京で行われ、女子は世界選手権2連覇中の坂本花織(シスメックス)がショートプログラム(SP)に続いてフリーもトップの合計225.70点で初優勝した。日本勢5人目の制覇。
ルナ・ヘンドリックス(ベルギー)が合計203.36点で2位。SP4位で初出場の吉田陽菜(木下アカデミー)がフリー2位となり、203.16点で3位に入った。住吉りをん(オリエンタルバイオ・明大)は6位。
男子は前回覇者の宇野昌磨(トヨタ自動車)がSP、フリーともに2位の合計297.34点で2位だった。19歳のイリア・マリニン(米国)がSP、フリーともに1位となり、世界歴代3位の314.66点で初の頂点に立った。初出場の鍵山優真(オリエンタルバイオ・中京大)は288.65点で3位、三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は2年連続の5位に終わった。
同時開催のジュニア男子はSP4位だった15歳の中田璃士(TOKIOインカラミ)がフリー1位の合計227.77点で初出場優勝を果たした。
日本男子で5人目の制覇。女子は島田麻央(木下アカデミー)が制し、日本勢の男女優勝は2009年の羽生結弦、村上佳菜子以来となった。
大会はGPシリーズ上位6人(6組)で争われた。