バンブーズブログ

社会の大きな流れは新聞のトップニュースに掲載されます。 その情報を読み続けていくと数年先が見えてきます。それは怖いものなしです。

来週の見通し(1月9日以降)

 


来週の日経平均株価は堅調な動きになりそうです。
月曜8日が成人の日により休場で、立ち合いは4営業日となります。2024年に入って米国のグロース株が調整色を強めており、11日発表予定の米12月消費者物価指数(CPI)が大きな注目を集めることになりそうです。
CPIが強めの内容となった場合には、
米国の早期利下げ期待が後退し、米グロース株が一段と買いづらくなる可能性もあります。このことは国内の半導体株や電子部品株にも警戒材料となり得るものの、その際には円安(ドル高)が進む可能性が高く、自動車株には好影響が期待できます。
CPIが弱めであれば
グロース株の反転が見込まれることから、
どちらに転んでも悪くはない結果になります。ファーストリテイリングなど小売のメジャーどころの決算が出てくることで、各社の業績を見ながら個別物色も盛り上がってくると思われます。日本株は下げづらく上げやすい地合いが醸成されると予想します。


2024年注目
株テーマ:火星探査の関連銘柄
JAXA宇宙航空研究開発機構)は、火星衛星の起源や火星圏の進化の過程を明らかにすることを目的として、火星衛星探査機(MMX)を2024年度に打ち上げる計画。MMXの総開発費は464億円で、火星の衛星であるフォボスに着陸してその表面から砂を採取し、地球に持ち帰る。


JAXAはNHKとMMXに搭載するスーパーハイビジョンの8Kカメラを共同開発し、3億キロ彼方の火星圏を撮影する。またIHIはMMX向けに低燃費エンジンを供給する。MMX探査機システムは三菱電機が製造から運用まで、一貫契約している。参加企業はNEC、川崎重工業、明星電気、三菱重工業住友重機械工業富士通フジクラなど。